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海上忍氏がハンドリングレポート

【レビュー】Xperiaの“腕時計型タッチパネルリモコン”「SmartWatch MN2」を試す

公開日 2012/05/01 14:22 海上 忍
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その使い方だが、親機に管理用アプリ「LiveWareマネージャ」を用意することから始める(プリインストールされている機種もある)。次に、SmartWatch MN2の電源ボタンを長押しするとペアリング状態になるので、XperiaのBluetooth設定を操作して登録を完了する。最後にGoogle Playからアプリ「SmartWatch」をインストールすれば、初期設定は完了だ。

アプリの管理には「LiveWareマネージャ」を利用する。アプリ「SmartWatch」のインストールが必要

あとは、LiveWareマネージャからSmartWatch対応のアプリを追加すれば、SmartWatch MN2の画面にアプリのアイコンが現れる。Google Playには、サードパーティー製アプリもいくつか公開されているが、LiveWareマネージャに表示される公式アプリを一通り試したあとからでも遅くはない。

公式アプリのほかにも多数のサードーパーティー製品アプリが公開されており、すべてLiveWareマネージャで管理する

SmartWatch MN2の電源をオンに、またはスリープから復帰させると、現在時刻が表示される。SmartWatch MN2側に時刻設定用の項目はないが、Xperia側の時刻情報がBluetooth経由で同期されるため必要はない。アプリも同様、設定はすべてXperia側で行うことになる。

SmartWatch MN2は3つの画面モードで構成される。側面を軽く叩きスリープから復帰させると、日付や時刻が表示される「時計モード」になり、画面をタップすればインストール済アプリのアイコンが並ぶ「アプリモード」になる。上方向へフリックすれば、ウィジェット機能に対応したアプリの画面を表示する「ウィジェットモード」だ。アイコンをタップして起動し、左右へのフリックで表示内容を切り替える、というスマートフォン流の操作方法も用意されている。前の画面へ戻るには、2本指でダブルタップすればいい。

リモコン代わりに使うこともできる。「ミュージックプレイヤー」を起動すると、標準装備の音楽プレイヤーを遠隔操作できるのだ。可能な操作は再生・停止・曲送り/戻し、ボリューム調節に限られ、プレイリストの切り替えやシャッフルには対応しないが、曲名/アーティスト名のみならずアルバムアートワークが表示される点はうれしい。

公式アプリ「ミュージックプレイヤー」を使うと、親機Xperiaの音楽プレイヤーを遠隔操作できる

電話の着信処理は、アプリ「通話処理」で行う。親機に着信があるや否やバイブし始め、発信者名と電話番号が表示されるので、着信するかどうかをSmartWatch MN2側で決定できるのだ。Eメール(キャリアメールには非対応)の着信も同様にバイブで知らせてくれるので、移動中スマートフォンはバッグに入れたまま、という向きにはピッタリだろう。

アプリ「通話処理」をインストールしておけば、着信するかどうかをSmartWatch MN2側で決定できる

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