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特集企画レポート

旬のAV機器で楽しむ大画面スタジアム ー 世紀のスポーツの祭典を視る・聴く・録る・残す

公開日 2012/06/29 12:01 レポート/安蔵靖志
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HDMI端子を搭載するデータプロジェクターも手軽でおすすめ

大画面で番組を楽しむのならシアタープロジェクターが大本命だ。テレビではほぼ不可能な120インチ、150インチといった迫力のスクリーンで楽しめる。ただし、テレビとは違ってチューナーを内蔵していないため、テレビ番組を視聴するためにはBDレコーダーや地デジチューナーなどの機器が別途必要になる。また、別途スクリーンが必要になることも忘れずにいよう。スクリーンは基本的に必要だが、自宅に白くて広い壁があれば、そこに投写するという方法もある。

最もおすすめなのはBDコンテンツなどを楽しむために最適化されたシアタープロジェクターだ。その中でも比較的安価で高画質かつ、AV機器との接続をワイヤレス化できるエプソンの“dreamio”「EH-TW6000W」をイチ押しとしたい。


エプソンのEH-TW6000Wに付属するワイヤレストランスミッター。WirelessHDの技術により、HDMI信号をワイヤレスで伝送でき、室内にスッキリとプロジェクターを置くことができる

EH-TW6000Wは専用の3Dグラスで3D映像の鑑賞も楽しめる
最近はプレゼンテーションなどに用いられるデータプロジェクターも注目されつつある。解像度はフルHDに満たないものの、HDMI端子を搭載していて接続が簡単で、シアタープロジェクターよりも明るいため、手軽に楽しむリビングシアターに向いている。その中でも筆者がおすすめしたいのは、エプソンの「EH-TW400」とBenQの「MW516S」だ。


エプソン「EH-TW400」はレバーをスライドするだけでヨコ台形補正が行える「ピタッと補正機能」を搭載。レンズズームとフォーカス、シャッターは手動で操作する
EH-TW400は3LCD方式を採用しているため色再現性が高いのが強み。一方のMW516Sは、60インチスクリーンとHDMIケーブルが付属しており、そのまますぐに接続・設置して楽しめるのが魅力となっている。

筆者オススメのプロジェクター
EH-TW6000W 3D対応シアタープロジェクターのエントリーモデル
エプソン"dreamio" 「EH-TW6000W」 
>>製品データベース

EH-TW400 手ごろな価格で大画面を導入できるマルチユースプロジェクター
エプソン「EH-TW400」
>>製品データベース

MW516S 60インチスクリーン付属のお手軽エントリーモデル
BenQ「MW516S」 
>>製品データベース



【番外編】お風呂テレビや地デジパソコンという選択肢もあり

大画面で見るのがスポーツ中継の醍醐味だが、「どこでも見られる」というのもまた別の魅力と言える。そのひとつが「お風呂テレビ」だ。ポータブルタイプのお風呂テレビがあれば家の中のどこででもテレビを楽しめる。

そのほか、地デジパソコンという選択肢もある。1台ですべてまかなえるというのはひとつの魅力だ。

筆者オススメの大画面・番外編
SV-ME5000 10.1インチ液晶搭載のお部屋ジャンプリンク対応防水テレビ
パナソニック"VIERA" 「SV-ME5000」 
>>製品データベース

VAIO L BRAVIAシリーズの映像エンジンを搭載する高画質地デジPC
ソニー「VAIO L(SVL24117FJ)」
>>製品データベース


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