[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第50回】にわかに熱いニュージャンル、“USBスティック型ヘッドホンアンプ”3機種聴き比べ
■まとめ:3モデルそれぞれの特徴をおさらい
というわけでUSBスティック型ヘッドホンアンプの注目3モデルを一挙に紹介させていただいた。最後にそれぞれの印象を復習しておくと…
◆audio-technica「AT-HA30USB」(実売1万6,800円)
・よい具合のボリューム感があって楽しい低音
・中高音もクリアで低音に負けない
◆AudioQuest「Dragonfly」(実売2万2,800円)
・凝縮感のあるタイトで力強い低音
・細かな音も埋もれさせない高い解像感
◆M2TECH「hiFace DAC」(実売3万4,800円)
・力感や解像感などを声高には主張しない自然な表現
・聴き込めば聴き込むほどに応えてくれる深い描き込み
…といったところだ。実際に聴いてみると、あらかじめ期待していた以上に三者三様の個性があり、ヘッドホン/イヤホンユーザーの様々な好みに対応してくれそうだと嬉しく納得できた。お手軽アイテムでヘッドホン/イヤホン環境をパワーアップしたい方にはぜひ注目してほしい。
高橋敦 TAKAHASHI,Atsushi 趣味も仕事も文章作成。仕事としての文章作成はオーディオ関連が主。他の趣味は読書、音楽鑑賞、アニメ鑑賞、映画鑑賞、エレクトリック・ギターの演奏と整備、猫の溺愛など。趣味を仕事に生かし仕事を趣味に生かして日々活動中。 |
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