安価なオペアンプ交換対応モデル
ASUSのUSB-DAC新モデル「Xonar Essence STU」を聴く
昨年の夏にUSB-DAC「Xonar Esseence One」を発表し、オーディオ本格参入を果たしたASUS。その後、チューンナップ版の「Xonar Esseence One MUSES Edition」も投入し、改めて本気度を示したが、それに続く新モデルが投入された。今回紹介するUSB-DAC「Xonar Essence STU」だ。想定売価は4万円前後で、Oneよりも手軽な価格帯となる。
まずはASUSについて確認しておこう。ASUSは台湾の総合電子メーカーだ。台湾と言えば電子機器の世界的な開発・生産拠点であるが、中でもASUSは飛び抜けたメーカーのひとつと言える。PC自作派の方には信頼性の高いマザーボードで知られているし、近年は自社ブランドでのPCやタブレットも展開している。また様々なメーカーへのOEMやパーツ提供も行っており、特に意識はせずとも実はASUS製品にお世話になっている方は多いはずだ。
そのASUSがオーディオに進出してきたわけだが、その背景についてひとつ言えることは、彼らがオーディオに参入するにあたって大きな強みをすでに持っていたということだ。
それは、回路・基板設計のノウハウと製造技術だ。パソコンのマザーボードの開発と製造には、基板上での配線の意図的で緻密な引き回し、それを高精度に実際に生産する技術や設備などが要求される。オーディオファンの方ならばすぐに思い当たっただろう。それらの要素はオーディオ機器においても重要なものだ。それらをASUSはすでに持っていた。このことは大きい。
ということを踏まえたうえで、新モデル「Xonar Essence STU」を紹介していこう。
まずはASUSについて確認しておこう。ASUSは台湾の総合電子メーカーだ。台湾と言えば電子機器の世界的な開発・生産拠点であるが、中でもASUSは飛び抜けたメーカーのひとつと言える。PC自作派の方には信頼性の高いマザーボードで知られているし、近年は自社ブランドでのPCやタブレットも展開している。また様々なメーカーへのOEMやパーツ提供も行っており、特に意識はせずとも実はASUS製品にお世話になっている方は多いはずだ。
そのASUSがオーディオに進出してきたわけだが、その背景についてひとつ言えることは、彼らがオーディオに参入するにあたって大きな強みをすでに持っていたということだ。
それは、回路・基板設計のノウハウと製造技術だ。パソコンのマザーボードの開発と製造には、基板上での配線の意図的で緻密な引き回し、それを高精度に実際に生産する技術や設備などが要求される。オーディオファンの方ならばすぐに思い当たっただろう。それらの要素はオーディオ機器においても重要なものだ。それらをASUSはすでに持っていた。このことは大きい。
ということを踏まえたうえで、新モデル「Xonar Essence STU」を紹介していこう。