ハイレゾへの対応度、得意なジャンル、使い勝手を語り尽くす
普段づかいに最適なイヤホン“Fidelio”「S1」の魅力を編集部員3名が語る
■セミオープン型だと音が漏れる?
小澤貴:セミオープン型ということで、音漏れを気にする方も多いと思いますがいかがでしょうか。
小澤麻:まったく音が漏れないというわけではないけれど、適度な音量で、電車の中とか騒音が多い場所ならば気にならないレベルですかね。
風間:どんなヘッドホンやイヤホンでも、適度な再生音というのは大事だからね。
小澤貴:とはいえ、周囲の騒音が、普通の密閉方式のカナル型イヤホンに比べたら入ってきてしまうというのはありますよね。
小澤麻:電車の中などで周囲の音がそれなりに入ってくるというのは、むしろ安心感を感じましたけどね。車内アナウンスとかが全く聞こえないと乗り過ごしちゃいそうなので…(笑)
■「S1」は様々なジャンルの音楽性を引き出してくれる
小澤貴:それでは最後に、みなさんのFidelio「S1」への印象をまとめてみたいと思います。
小澤麻:S1は聴いてまず「ナチュラルな音」だなと思いました。解像感が低いわけではないのだけど、どちらかというとウォーム系な音質。ひとつひとつの楽器をシビアに描きだすというよりも、全体をうまくまとめて気持ちよく聴かせてくれる感じです。たとえばベームのブラームス、これ録音のときに1stバイオリンの近くにマイクを置きすぎたんじゃないかと思うくらい直接音が入っててヒステリックな音になりがちなのですが、うまいことまろやかに聴きやすくしてくれるなと。
それと低音から高音までバランスが良く、オケを聴くのには向いていると思います。アコースティックな楽器の音色もきれい。この値段でこの音が再生できるのは良いなと素直に感じました。
小澤貴:ウォームな質感と開放感が、ポップスやロックととても相性が良いと思いました。個人的には、音色表現が豊かで、低域に余裕もあるので、打ち込み系やクラブミュージックを聴くのにも向いていると思いました。普段づかいに向いているという点は強調したいけど、一方で、ハイレゾはぜひ聴いてみてもらいたいですね。
風間:女性ボーカルが特に印象がよかったなあ。柴田純も、カーペンターズもよかった。自分もハイレゾとの相性の良さにとても魅力を感じたな。9,800円という価格の魅力も大きい。音楽好きが普段づかいに使うにはコストパフォーマンス的にも良いだろうし、普段BA機を使っているひとが2台目として使ったら良さそう。
小澤貴:ありがとうございました。
小澤貴:セミオープン型ということで、音漏れを気にする方も多いと思いますがいかがでしょうか。
小澤麻:まったく音が漏れないというわけではないけれど、適度な音量で、電車の中とか騒音が多い場所ならば気にならないレベルですかね。
風間:どんなヘッドホンやイヤホンでも、適度な再生音というのは大事だからね。
小澤貴:とはいえ、周囲の騒音が、普通の密閉方式のカナル型イヤホンに比べたら入ってきてしまうというのはありますよね。
小澤麻:電車の中などで周囲の音がそれなりに入ってくるというのは、むしろ安心感を感じましたけどね。車内アナウンスとかが全く聞こえないと乗り過ごしちゃいそうなので…(笑)
■「S1」は様々なジャンルの音楽性を引き出してくれる
小澤貴:それでは最後に、みなさんのFidelio「S1」への印象をまとめてみたいと思います。
小澤麻:S1は聴いてまず「ナチュラルな音」だなと思いました。解像感が低いわけではないのだけど、どちらかというとウォーム系な音質。ひとつひとつの楽器をシビアに描きだすというよりも、全体をうまくまとめて気持ちよく聴かせてくれる感じです。たとえばベームのブラームス、これ録音のときに1stバイオリンの近くにマイクを置きすぎたんじゃないかと思うくらい直接音が入っててヒステリックな音になりがちなのですが、うまいことまろやかに聴きやすくしてくれるなと。
それと低音から高音までバランスが良く、オケを聴くのには向いていると思います。アコースティックな楽器の音色もきれい。この値段でこの音が再生できるのは良いなと素直に感じました。
小澤貴:ウォームな質感と開放感が、ポップスやロックととても相性が良いと思いました。個人的には、音色表現が豊かで、低域に余裕もあるので、打ち込み系やクラブミュージックを聴くのにも向いていると思いました。普段づかいに向いているという点は強調したいけど、一方で、ハイレゾはぜひ聴いてみてもらいたいですね。
風間:女性ボーカルが特に印象がよかったなあ。柴田純も、カーペンターズもよかった。自分もハイレゾとの相性の良さにとても魅力を感じたな。9,800円という価格の魅力も大きい。音楽好きが普段づかいに使うにはコストパフォーマンス的にも良いだろうし、普段BA機を使っているひとが2台目として使ったら良さそう。
小澤貴:ありがとうございました。