折原一也が速攻ハンドリング
【レビュー】nasneがソニー以外のPCでも利用可能に!「PC TV with nasne」を早速試す
10日の10時より予定通り公開され筆者も早速ダウンロードしたが、サーバー混雑により番組再生時のエラーや体験版期間が終了してしまうトラブルに見舞われた。その経緯は公式サイトでも告知されているが、再検証を始めた、当日15時過ぎの時点では解消されていた。
「PC TV with nasne」のセットアップは、アプリの「機器を登録」からネットワーク上でnasneを検索し、アクセス可能にするところからスタートする。
nasneを初めて利用する場合は、登録に続いて受信する放送波、チャンネル等の設定などを進めることになるが、既にセットアップ済みのnasneを指定すれば、これらの初期設定をスキップして先に進める。筆者の自宅には2年近く稼働しているnasneがあるので、チューナー設定も内蔵HDDの録画番組も保持したまま、そのまま機器登録をして検証を進めていくことにした。
さて、以前から「VAIO TV with nasne」ユーザーであった筆者が「PC TV with nasne」を起動して最初に感じたのが、外見も機能も「VAIO TV with nasne」にソックリということ。
起動時に最初に表示される「home」にある、未視聴の番組、放送中の番組、サーチ、注目番組を一望できる画面はもちろん、「video」「guide」「schedule」「tv」とタブで切り替えられる構成も各画面内のデザインも全く同じ。左上の「PC TV with nasne」の表記以外はどれも同じだった。名前からも想像できる通り、「VAIO TV with nasne」がベースになっているようだ。
もっとも、今回の「PC TV with nasne」の登場により、初めてPCからnasneを利用する人も多い事だろう。改めて各機能の詳細を紹介していきたい。
■操作方法は? レスポンスなどの操作感は?
まず、放送の視聴は「tv」のタブを選択することで全画面表示で行える。「PC TV with nasne」のアプリ自体はアスペクト比固定ながらウィンドウ化も可能なので、「ながら見」も可能なデザインだ。ちなみに、PS3/PS4版の視聴アプリ「torne」に搭載されている「ニコニコ実況」などのソーシャル機能は、「PC TV with nasne」には提供されていない。もっとも、PCならばブラウザを開いてWEBに直接アクセスすれば済むので、合理的な割り切りとも言える。