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アナログプレーヤーとも接続可能

JBLの本格アクティブスピーカー「Authentics L16」を聴く − 往年のデザインに最新機能を満載

公開日 2014/12/17 09:57 折原一也
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AirPlay、DLNA、Bluetoothと多彩なワイヤレス接続を用意

まず、ワイヤレス接続はiPhoneなどのiOSデバイスから高品位な音声伝送が可能なAirPlayに対応。またオーディオファンにはなじみ深いDLNA接続にも対応している。Bluetooth接続はNFCによるワンタッチ接続も可能だ。

有線接続は光デジタル入力端子、アナログ入力端子だけでなく、なんとMM型/MC型カートリッジ対応のフォノイコライザーを搭載し、アナログプレーヤーとの接続も可能だ。

近年、往時のオーディオファンのみならず若い世代も含め、世界的にアナログレコードの人気が復活しつつあるが、本機がアナログプレーヤーとの接続に対応したことからも、ブームの盛り上がりの大きさを実感する。

なおフロントグリルは標準のブラック以外にレッド、ブルーの交換用グリルが別売りで用意されており、付け変えも可能。インテリアとのマッチングも考慮している。

レッド、ブルーの交換用グリルが別売りで用意されている(受注生産)

ちなみに光デジタル、アナログ、フォノ入力端子は本体下面にあり、その左右にはバスレフポートが2基搭載されている。大容量の筐体も低音強化に役立つが、バスレフポートによりさらに重低音を増強でき、ワンボディタイプでも妥協のないオーディオ的なサウンドを実現する。

豊富なインターフェースの切り替えは、本体上面の左側に位置するソース切り替えパネルから選択できる。インターフェースは「Bluetooth」「DLNA」「レコード入力」「アナログ入力」「光入力」「AirPlay」から選択が可能。Bluetoothについては、上面に小さく印字された「nfc」の文字に対応スマホをタッチすれば、一発でペアリングが行える。

本体を上から見たところ

本体上部左側にインプットセレクターボタンを装備

AirPlayの接続については、あらかじめiPhoneとBluetooth接続をした上で入力端子を「AirPlay」に切り替えると、iOS標準の「Wi-Fi設定を共有する」機能を利用して簡単に接続できる。また、DLNAの接続はWPSによってWi-Fiルーターへかんたんに接続が可能だ。

ちなみに、天面パネル内に2つあるUSB端子は、iPhone/iPadなどの充電用。AirPlayやBluetooth用にタブレットを組み合わせて使うときに置いておく際、便利に使えるはずだ。

天面パネルは簡単に外すことができる

パネルを外すとUSB端子が2端子現れる。これはiPhoneやiPadなどの充電用だ

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