[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第119回】iPhoneの音質は “持ち方” だけでこんなに変わる!
■「iPhoneの持ち方」をオーディオ的見地からガチで考えてみた
あれは2月の半ばのことだっただろうか。その夜の僕は喩えて言うならば、編集部から電話がかかってきて何用かと思ったら「iPhoneの持ち方って記事になりませんかね?」などとオーディオの連載的に意味不明なことを言い出されたライターのような気持ちだった。何故ならばその夜の僕は、編集部から電話がかかってきて何用かと思ったら「iPhoneの持ち方って記事になりませんかね?」などとオーディオの連載的に意味不明なことを言い出されたライターだったからだ。
意味がわからないので聞き流しておいたのだが、それからしばらくして今度は「例のiPhoneの持ち方ネタ、撮影日はいつにしましょうか?」などと、より具体的かつ意味のわからない連絡が来た。
そして結果その取材&撮影は実際に実行されてしまったのだが、これが意外にも収穫がちゃんとあった…ような気もするし取材と撮影をしてしまったのだから記事にしないわけにもいかない…。
というわけで今回は、オーディオ的見地から「iPhoneの持ち方」について考えてみた企画。「オーディオ的見地」からというのは何かというとつまり、
●iPhoneの持ち方でスピーカー再生の音はどのように変わるのか?変えられるのか?
…について様々なパターンを試してみた。
iPhoneでしっかり音を聴きたい場合、もちろんベストはイヤホン環境やワイヤレススピーカーとかだ。しかし自宅でちょっとネットを見て回っていてその途中で見つけた動画を見たり音楽を聴いたりしたいというような場面では、そのためだけにイヤホンを持ってきて接続して装着したりスピーカーの接続操作を行うのは面倒。そんなときにiPhoneの持ち方を少し工夫するだけで音を変える、よくすることができれば、地味に便利かもしれない。
まあ実用的な意味合いをひねり出せばそういうことだが、とりあえずは実験的な企画として読んでいただければと思う。
あれは2月の半ばのことだっただろうか。その夜の僕は喩えて言うならば、編集部から電話がかかってきて何用かと思ったら「iPhoneの持ち方って記事になりませんかね?」などとオーディオの連載的に意味不明なことを言い出されたライターのような気持ちだった。何故ならばその夜の僕は、編集部から電話がかかってきて何用かと思ったら「iPhoneの持ち方って記事になりませんかね?」などとオーディオの連載的に意味不明なことを言い出されたライターだったからだ。
意味がわからないので聞き流しておいたのだが、それからしばらくして今度は「例のiPhoneの持ち方ネタ、撮影日はいつにしましょうか?」などと、より具体的かつ意味のわからない連絡が来た。
そして結果その取材&撮影は実際に実行されてしまったのだが、これが意外にも収穫がちゃんとあった…ような気もするし取材と撮影をしてしまったのだから記事にしないわけにもいかない…。
というわけで今回は、オーディオ的見地から「iPhoneの持ち方」について考えてみた企画。「オーディオ的見地」からというのは何かというとつまり、
●iPhoneの持ち方でスピーカー再生の音はどのように変わるのか?変えられるのか?
…について様々なパターンを試してみた。
iPhoneでしっかり音を聴きたい場合、もちろんベストはイヤホン環境やワイヤレススピーカーとかだ。しかし自宅でちょっとネットを見て回っていてその途中で見つけた動画を見たり音楽を聴いたりしたいというような場面では、そのためだけにイヤホンを持ってきて接続して装着したりスピーカーの接続操作を行うのは面倒。そんなときにiPhoneの持ち方を少し工夫するだけで音を変える、よくすることができれば、地味に便利かもしれない。
まあ実用的な意味合いをひねり出せばそういうことだが、とりあえずは実験的な企画として読んでいただければと思う。
次ページまずはスタンダードな持ち方「神の左手」「悪魔の右手」