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一条真人の体当たり実験室

「4Kスマホ」と普通のスマホは肉眼で判別できるのか? あの男が体当たり検証!

公開日 2015/12/10 11:00 出演:一条真人 構成:編集部
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さて、今回のテスト条件について説明しよう。

用意したのは、4Kディスプレイを搭載した「Xperia Z5 Premium」と、フルHDディスプレイの「Xperia Z5」。本体カラーは同じブラックで揃えた。

だが、一つ問題がある。画面サイズが少しだけ違うのだ。Xperia Z5 Premiumは5.5インチ、Xperia Z5は5.2インチ。わずか0.3インチではあるが、2台並べて見比べると、その差は歴然。これではちゃんとしたテストは不可能なので、1台ずつ交互に見せる方法でテストを行った。もちろん、見せる順番はランダムに変える。

また、両モデルは正面からみるとほぼ同じデザインなのだが、わずかなディテールの違いがヒントになることを避けるため、ディスプレイ部だけが見えるよう、画面の部分だけをくりぬいた紙を貼り付け、ベゼル部を完全に隠した。

さらに、紙とディスプレイの大きさの比率で画面サイズを推測することを難しくするため、Xperia Z5を隠した紙を少しだけ小さく切り、同じサイズに感じられるよう工夫した。

編集部・小野が工作。外観でモデルがバレないよう細心の注意を払った

あらかじめ編集部が画質を確認した際は、解像度というより、むしろ色温度や輝度がかなり違っており、まったく別の映像になってしまっていた。このため手動で調整し、ほぼ同じ色温度と輝度に揃えた。

なお、一条氏には片方が「Xperia Z5 Premium」であることは教えてあるが、もう一つのスマホはフルHDスマホであることしか伝えていない。つまり一条氏は、2台の画面サイズが違うことを知らない。

さて、いよいよテスト開始だ。遠くから2台のスマホを順番に見比べてもらい、次第に距離を短くしていく。

メジャーを使って厳密に距離を測定

「最初は3mくらいから行きましょう」と一条氏に告げる。すると一条氏、「マジですか、遠すぎませんか。3mからスマホ見るヤツなんていませんよ!」とブーイング。至極もっともな意見だが、却下させてもらった。

遠さをオーバーに表現

「3mとか見えるわけないじゃん。バカじゃないの?」と悪態をつく一条氏

ムリだと思うけどなあ…とぶつぶつ言いながら、3mの距離からテストをはじめる一条氏。再生しているのは、あらかじめスマホに収録されていた4Kのデモコンテンツだ。

「……何が表示されているかすら、よくわかりません」。


目を細め、必死に何が表示されているのか知ろうとする一条氏。やはりこの距離は酷だったか…。だが本人は「おれの目、おじいちゃんみたいになってません?」と妙に楽しそうだ。

目がショボショボしておじいちゃん化

次ページ1.5m、1m、そして50cm。どんどん距離を縮めてテスト!

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