【特別企画】ノイキャンや装着感などが進化
“全部入りヘッドホン”がさらに強力進化! Parrot「Zik 3」徹底レビュー
■PCにつないでVOD配信の5.1ch映画を楽しむ
Zik 3とPCの組み合わせで、ドルビーデジタルの5.1chコンテンツがバーチャルサラウンド再生できる。OS X 10.9/Windows 8.1環境で試したセットアップの手順を簡単に記しておこう。
【Mac OSの場合】※Mac OS 10.9
・システム環境設定から「サウンド」を選択
・出力デバイスに並ぶ「Zik 3」を選択
・ユーティリティアプリの「Audio MIDI設定」を開く
・左側に並ぶ「Parrot Zik 3 USB Audio 5.1 0in/2out」を選択
・オーディオ装置のメニュー画面から「フォーマット」を「6ch-16bit 整数」に設定
・画面右下の「スピーカーを構成」ボタンを選択
・左上の「マルチチャンネル」ボタンを選ぶと中央に6つのスピーカーが表示される
・変更項目を「適用」>「完了」ボタンの選択で決定する
【Windows 8の場合】※Windows 10/7も設定方法の基本的な流れは同じ
・コントロールパネルから「ハードウェアとサウンド」>「サウンド」を開く
・デバイス一覧に並ぶ「Parrot Zik 3 USB Audio 5.1」を選択した状態で「構成」ボタンをクリック
・スピーカーのセットアップからオーディオ チャネルの項目を「5.1サラウンド」に設定して「次へ」
※「テスト」をクリックすると5.1chサラウンドとステレオそれぞれの聴こえ方が比べられる
・構成のカスタマイズからスピーカーを選択して5.1chのスピーカー設定がアクティブになっていることを確認して完了
今回はNetflix、Amazonプライムビデオで公開されているVOD作品をZik 3で視聴した。
Netflixでは『デアデビル シーズン1〜エピソード5・火の海』を再生。主人公とロシアン・マフィアとの対決シーンでは、音場感が一段とワイドになって、効果音の明瞭度やボリュームが増した。爆破音は腹の底をつくほど底力が上がり、役者の声は微妙なニュアンスを聴き分けられるようになり、自然と物語に深みが増してくる。ヘッドホンやイヤホンで楽しむ際にはその選択が大事になってくる作品だが、本機では役者のセリフにもピタリとフォーカスが合って見晴らしも上がる。画面で見ている映像以上に、音への集中力が研ぎ澄まされることで圧倒的に見える情景のリアリティが高まって、作品の舞台に強く引きこまれた。
Amazonプライムビデオでは『007 カジノ・ロワイヤル』を視聴した。物語の終盤、ヴェネチア・サンマルコ広場での追跡シーンは雑踏の細かなざわめきが粒立ち、壮大なスケールのサウンドトラックが緊迫した雰囲気を盛り上げる。ステレオ再生で楽しむよりも、微細な音が立って聞こえてくるので、まるで映画館で楽しんでいるような迫力たっぷりのサウンドが味わえる。銃撃戦のシーンでは拳銃の乾いた発砲音もリアルに感じられた。建物の中でエレベーターに閉じ込められてしまった女性のまわりに水泡が沸き立ち、金属音をきしませながらエレベーターが水の中に沈んでいく危機感迫るシーンでは思わず固唾をのんだ。
Zik 3とPCの組み合わせで、ドルビーデジタルの5.1chコンテンツがバーチャルサラウンド再生できる。OS X 10.9/Windows 8.1環境で試したセットアップの手順を簡単に記しておこう。
【Mac OSの場合】※Mac OS 10.9
・システム環境設定から「サウンド」を選択
・出力デバイスに並ぶ「Zik 3」を選択
・ユーティリティアプリの「Audio MIDI設定」を開く
・左側に並ぶ「Parrot Zik 3 USB Audio 5.1 0in/2out」を選択
・オーディオ装置のメニュー画面から「フォーマット」を「6ch-16bit 整数」に設定
・画面右下の「スピーカーを構成」ボタンを選択
・左上の「マルチチャンネル」ボタンを選ぶと中央に6つのスピーカーが表示される
・変更項目を「適用」>「完了」ボタンの選択で決定する
【Windows 8の場合】※Windows 10/7も設定方法の基本的な流れは同じ
・コントロールパネルから「ハードウェアとサウンド」>「サウンド」を開く
・デバイス一覧に並ぶ「Parrot Zik 3 USB Audio 5.1」を選択した状態で「構成」ボタンをクリック
・スピーカーのセットアップからオーディオ チャネルの項目を「5.1サラウンド」に設定して「次へ」
※「テスト」をクリックすると5.1chサラウンドとステレオそれぞれの聴こえ方が比べられる
・構成のカスタマイズからスピーカーを選択して5.1chのスピーカー設定がアクティブになっていることを確認して完了
今回はNetflix、Amazonプライムビデオで公開されているVOD作品をZik 3で視聴した。
Netflixでは『デアデビル シーズン1〜エピソード5・火の海』を再生。主人公とロシアン・マフィアとの対決シーンでは、音場感が一段とワイドになって、効果音の明瞭度やボリュームが増した。爆破音は腹の底をつくほど底力が上がり、役者の声は微妙なニュアンスを聴き分けられるようになり、自然と物語に深みが増してくる。ヘッドホンやイヤホンで楽しむ際にはその選択が大事になってくる作品だが、本機では役者のセリフにもピタリとフォーカスが合って見晴らしも上がる。画面で見ている映像以上に、音への集中力が研ぎ澄まされることで圧倒的に見える情景のリアリティが高まって、作品の舞台に強く引きこまれた。
Amazonプライムビデオでは『007 カジノ・ロワイヤル』を視聴した。物語の終盤、ヴェネチア・サンマルコ広場での追跡シーンは雑踏の細かなざわめきが粒立ち、壮大なスケールのサウンドトラックが緊迫した雰囲気を盛り上げる。ステレオ再生で楽しむよりも、微細な音が立って聞こえてくるので、まるで映画館で楽しんでいるような迫力たっぷりのサウンドが味わえる。銃撃戦のシーンでは拳銃の乾いた発砲音もリアルに感じられた。建物の中でエレベーターに閉じ込められてしまった女性のまわりに水泡が沸き立ち、金属音をきしませながらエレベーターが水の中に沈んでいく危機感迫るシーンでは思わず固唾をのんだ。