ドライバーなどの改善で音質を強化
リスニング用にも使えるモニターヘッドホン・AKG「K240 MK II」レビュー
■リスニング用としても楽しめるモニターヘッドホン
Q701やK712など“K701”シリーズの元祖にして本家本元と呼べる存在で、かつスタジオモニターシリーズのアイコン的モデルとなっているのがこの「K240 MK II」だ。こちら、欧米のレコーディングスタジオや放送局などでモニターヘッドホンとして活用されている「K240 Studio」の後継モデルで、セミオープン型ハウジングならではの、自然な広がり感を持つサウンドが特徴となっている。
外観は先代「K240 Studio」とほぼ変わらない。Kシリーズのアイデンティティのひとつ、「セルフアジャスト機構」(ユーザーに合わせて自動調整してくれる)のヘッドバンドは機構もデザインもほぼそのまま。
着脱式のケーブルや、中心部に円形の穴がいくつも開けられた、セミオープン式ハウジングの個性的なデザインも一緒。外観から見分けられる違いは、ハウジング部中央のブランドバッジ&リングが、ゴールドからシルバーに変更されたことくらいだ。
いっぽう、音質に関してはかなりのクオリティアップが行われた模様。主な改良ポイントはドライバーの振動板やハウジング部材質の見直しなどで、なかでも振動板はAKGヘッドホン独自の音響テクノロジー「バリモーションテクノロジー」に加えて、「Two-Layerダイアフラム」を採用。低域の締りのよさや全体的なバランスの良さなどを追求しているという。これにより、モニターヘッドホンとしてだけでなくリスニング用としても楽しめるようになった、というのがメーカーのアピールするK240 MK IIのサウンドキャラクターだ。
Q701やK712など“K701”シリーズの元祖にして本家本元と呼べる存在で、かつスタジオモニターシリーズのアイコン的モデルとなっているのがこの「K240 MK II」だ。こちら、欧米のレコーディングスタジオや放送局などでモニターヘッドホンとして活用されている「K240 Studio」の後継モデルで、セミオープン型ハウジングならではの、自然な広がり感を持つサウンドが特徴となっている。
外観は先代「K240 Studio」とほぼ変わらない。Kシリーズのアイデンティティのひとつ、「セルフアジャスト機構」(ユーザーに合わせて自動調整してくれる)のヘッドバンドは機構もデザインもほぼそのまま。
着脱式のケーブルや、中心部に円形の穴がいくつも開けられた、セミオープン式ハウジングの個性的なデザインも一緒。外観から見分けられる違いは、ハウジング部中央のブランドバッジ&リングが、ゴールドからシルバーに変更されたことくらいだ。
いっぽう、音質に関してはかなりのクオリティアップが行われた模様。主な改良ポイントはドライバーの振動板やハウジング部材質の見直しなどで、なかでも振動板はAKGヘッドホン独自の音響テクノロジー「バリモーションテクノロジー」に加えて、「Two-Layerダイアフラム」を採用。低域の締りのよさや全体的なバランスの良さなどを追求しているという。これにより、モニターヘッドホンとしてだけでなくリスニング用としても楽しめるようになった、というのがメーカーのアピールするK240 MK IIのサウンドキャラクターだ。