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ゼンハイザー「CXシリーズ」を聴く(1)

イヤホン入門に最適? ゼンハイザーのハイコスパモデル「CX 3.00」レビュー

公開日 2016/05/13 10:33 高橋 敦
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ゼンハイザーは特別なハイエンドモデルを除いては、何か特別な独自技術を強く打ち出すタイプのブランドではない。なのでこのモデルの製品情報にも、何かすごそうな技術名などかは謳われていない。普通に「ダイナミック型ドライバー搭載のカナル型イヤホンです」程度の情報が出されている。

しかし実物を見ると、売り文句として謳うに値するのでは、という要素がある。音の最終的な出口となるノズルは薄身の金属製。薄身なので外径の割に内径を稼げている。推測だがこのおかげで、装着感を損ねずに音の通りを良くできているのではないだろうか。またその奥には音響調整フィルターと、ほこり等の侵入を防ぐ役割も兼ねているだろう、と思わしきものも見える。

ゼンハイザーは特別打ち出したりしていないが、ノズルは薄身の金属製で、その奥にはほこり等の侵入を防ぐ役割も兼ねているだろう、と思わしきものも見える

イヤーピースにも一工夫ある。その先端にはノズル出口が耳に当たってしまうことを確実に防ぐためのものと思われるラインが増設されている。前述のようにノズルが薄身なので、万全の安全性を期してのことだろう。

イヤーピースの穴部分にはラインが設けられ、装着時の安全性への配慮もみられる

…というように、アピールできる要素はあるのだがそこは特別に強調せず、「聴いてくれたら、使ってみてくれたらわかりますから」という姿勢。ゼンハイザーらしくはある。

プラグ部は3.5mmステレオミニ(L型)を採用している

次ページいよいよ「CX 3.00」のサウンドをチェック

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