ノイズキャンセリング性能から音質までチェック
この価格で全部入り! ソフトバンクセレクションのノイズキャンセリング/ワイヤレスイヤホン「WS-7000NC」を聴く
ソフトバンクセレクションのハイレゾ対応イヤホン「SE-5000HR」は、その圧倒的なコストパフォーマンスでVGP審査員を驚かせ、市場からも大きな反響を集めた。そして今回、新たにノイズキャンセリング対応ワイヤレスイヤホン「Smart Quiet WS-7000NC」が登場。本機をVGP審査員を務める折原一也氏が徹底レポートする。
>>同じくVGP2016において金賞を受賞したハイレゾ対応イヤホン「SE-5000HR」のレビューはこちら。
■SE-5000HRを手がけたソフトバンクによるノイズキャンセリング+ワイヤレスイヤホン
昨年11月に発売されたハイレゾ対応イヤホン「SE-5000HR」以来、ハイコスパイヤホンの定番ブランドとなったSoftBank SELECTION(ソフトバンクセレクション)。VGP 2016においても「コスパ賞」「金賞(5000円以上1万円未満クラス)」をダブル受賞したことは記憶に新しい。
そして4月15日には同ブランドから新イヤホンとなる「Smart Quiet WS-7000NC」が発売された。最大の特長は、Bluetoothによるワイヤレス伝送に加えて、ノイズキャンセリングにも対応した点だ。しかも、電車やバスでの通勤時に、スマートフォンで音楽や動画を楽しむ日本人のライフスタイルを考慮して、独自に機能や音質を磨き上げてきたことにも注目したい。
まずは各機能を確認しよう。Bluetooth規格は省電力対応のVersion 4.0で、A2DP/AVRCP/HFP/HSPの各プロファイルに対応。対応コーデックはSBCの他に、iPhone向けにはAAC、アンドロイド向けにはaptXをサポートし、ワイヤレスでも高音質を提供する。
ノイズキャンセリング機能は、アクティブ型を採用。抑制量-25dBという騒音低減効果を実現している。バッテリーの連続駆動時間は9時間で、iPhoneでは画面上にバッテリー残量も表示される。
イヤホン部には、20Hz〜20kHzまでの再生をカバーするダイナミック型10mmドライバーを搭載。騒音環境下でも「迫力ある低音域」と「クリアな中高音」を両立させることを狙って独自のチューニングが施されたという。
これだけの機能を備えて、ソフトバンクセレクションのオンラインショップでの販売価格は11,760円(税込)。Bluetoothイヤホン、あるいはノイズキャンセリングイヤホン単体と考えても十分なハイスペックで、本機においても同社の「コスパ」に対する高い意識を感じさせてる。
しかし、肝心なのはやはり実際のサウンドであり、ノイズキャンセリング機能だ。今回はその完成度を確認するべく、実際に1週間連続で使用してのレビューを試みた。
■クリップ型の取り回ししやすい形状。iPhoneのカラーにもマッチ
Smart Quiet WS-7000NCの実機を手にしてみると、まずはBluetoothイヤホンとしてのユーザビリティーの工夫に感心する。
ワイヤレスレシーバーを内蔵する本体は、約40.5×40.5×11.0mmの小型ボディに、装着用クリップが一体化。そこからイヤホンまで約40cmのケーブルが伸びている。シャツやジャケットの胸元にクリップで止めるにも、煩わしさを感じさせないサイズと重さだ。筆者はメッセンジャーバッグを身につけることが多いので、外出の際にはバッグのストラップに固定して使ってみたが、フィット感も抜群だ。
本体のカラーはブラックとゴールドの2タイプを用意。今回レビューに用いたゴールドは、iPhoneのゴールドにも近いトレンドカラーで、表面のつや消しもあり高級感さえ醸し出す。ちなみにブラックも実機で確認したが、こちらはわずかに青みのある精悍な黒を全面に用いている。「SoftBank」のロゴはクリップ側、各種規格のマークはさらにクリップの内側に配置し、表にはゴールドのボディプレートのみを見せるという構成からは、デザインへの細かい配慮を感じる。
>>同じくVGP2016において金賞を受賞したハイレゾ対応イヤホン「SE-5000HR」のレビューはこちら。
■SE-5000HRを手がけたソフトバンクによるノイズキャンセリング+ワイヤレスイヤホン
昨年11月に発売されたハイレゾ対応イヤホン「SE-5000HR」以来、ハイコスパイヤホンの定番ブランドとなったSoftBank SELECTION(ソフトバンクセレクション)。VGP 2016においても「コスパ賞」「金賞(5000円以上1万円未満クラス)」をダブル受賞したことは記憶に新しい。
そして4月15日には同ブランドから新イヤホンとなる「Smart Quiet WS-7000NC」が発売された。最大の特長は、Bluetoothによるワイヤレス伝送に加えて、ノイズキャンセリングにも対応した点だ。しかも、電車やバスでの通勤時に、スマートフォンで音楽や動画を楽しむ日本人のライフスタイルを考慮して、独自に機能や音質を磨き上げてきたことにも注目したい。
まずは各機能を確認しよう。Bluetooth規格は省電力対応のVersion 4.0で、A2DP/AVRCP/HFP/HSPの各プロファイルに対応。対応コーデックはSBCの他に、iPhone向けにはAAC、アンドロイド向けにはaptXをサポートし、ワイヤレスでも高音質を提供する。
ノイズキャンセリング機能は、アクティブ型を採用。抑制量-25dBという騒音低減効果を実現している。バッテリーの連続駆動時間は9時間で、iPhoneでは画面上にバッテリー残量も表示される。
イヤホン部には、20Hz〜20kHzまでの再生をカバーするダイナミック型10mmドライバーを搭載。騒音環境下でも「迫力ある低音域」と「クリアな中高音」を両立させることを狙って独自のチューニングが施されたという。
これだけの機能を備えて、ソフトバンクセレクションのオンラインショップでの販売価格は11,760円(税込)。Bluetoothイヤホン、あるいはノイズキャンセリングイヤホン単体と考えても十分なハイスペックで、本機においても同社の「コスパ」に対する高い意識を感じさせてる。
しかし、肝心なのはやはり実際のサウンドであり、ノイズキャンセリング機能だ。今回はその完成度を確認するべく、実際に1週間連続で使用してのレビューを試みた。
■クリップ型の取り回ししやすい形状。iPhoneのカラーにもマッチ
Smart Quiet WS-7000NCの実機を手にしてみると、まずはBluetoothイヤホンとしてのユーザビリティーの工夫に感心する。
ワイヤレスレシーバーを内蔵する本体は、約40.5×40.5×11.0mmの小型ボディに、装着用クリップが一体化。そこからイヤホンまで約40cmのケーブルが伸びている。シャツやジャケットの胸元にクリップで止めるにも、煩わしさを感じさせないサイズと重さだ。筆者はメッセンジャーバッグを身につけることが多いので、外出の際にはバッグのストラップに固定して使ってみたが、フィット感も抜群だ。
本体のカラーはブラックとゴールドの2タイプを用意。今回レビューに用いたゴールドは、iPhoneのゴールドにも近いトレンドカラーで、表面のつや消しもあり高級感さえ醸し出す。ちなみにブラックも実機で確認したが、こちらはわずかに青みのある精悍な黒を全面に用いている。「SoftBank」のロゴはクリップ側、各種規格のマークはさらにクリップの内側に配置し、表にはゴールドのボディプレートのみを見せるという構成からは、デザインへの細かい配慮を感じる。