ノイズキャンセリング性能から音質までチェック
この価格で全部入り! ソフトバンクセレクションのノイズキャンセリング/ワイヤレスイヤホン「WS-7000NC」を聴く
もうひとつ感心したのが、レシーバー部のボタン配置の扱いやすさ。ボタンのある側面部は中央がやや凹んでいて、その凹みにボタンが配置されているので、誤操作も起こりにくい。
本体の上方側面には、電源/ペアリングボタン、独立したノイズキャンセルON/OFFボタンを搭載。ペアリングは電源スイッチを「ON」から「PAIR」側へ1秒ほどスライドさせるだけで開始されるので、説明書を読まずとも簡単にスマホとペアリングできるはずだ。なお、ノイズキャンセリングは音楽を再生していないときにも有効にすることができるので、屋外のノイズを遮断して集中したいときにも本機が使える。
もう一方の側面には、再生操作を行うボタンがまとめられていて、再生/通話に用いる多機能ボタン、早戻し/送り、音量の各ボタンを独立して搭載。実際に操作をしてみると、クリップで身につけたときに一番操作しやすい側面に、高い頻度で操作を行う再生系のボタンが配置されていることがわかる。
■低域の量感とボーカルの聴きやすさを両立。様々なジャンルへの対応力も際立つ
それでは「Smart Quiet WS-7000NC」のサウンドを、いつもの試聴曲を使ってチェックしてみよう。
まずは、iPhoneとペアリングをして宇多田ヒカルの『Automatic』を聴いてみると、ナチュラルなボーカルを聴かせつつ、空間再現も持ち味にするタイプであることがわかる。低音は量も十分に出しながらゴリッとした質感を確保する。三代目J Soul Brothersの『R.Y.U.S.E.I.』を聴くと、低音の量感とボーカルの抜けの良さを両立させるチューニングであることがわかる。藍井エイルの『IGNITE』では、音数の多いアレンジを、広がり感たっぷりに立体的に再現してくれる。
ジャズ、クラシックの楽曲も合わせて聴き込んだが、極度な低音志向に走らないナチュラル寄りのサウンドなので、聴くジャンルを問わないという強みも感じた。圧縮を行うBluetoothの伝送上の特性もあって、鮮明度や高域の伸びは有線のハイレゾ対応モデル「SE-5000HR」には及ばないが、ワイヤレスモデルとしては上々の音質と言える。
冒頭でも触れた通り、本機はBluetoothの高音質コーデック「aptX」にも対応する。AndroidスマートフォンのXperiaとペアリングして、同じ曲でaptXの音質も確認してみると、iPhoneとペアリングした際と比べて“圧倒的”と言ってしまってよいほど音質が向上する。今回試聴した『Automatic』『R.Y.U.S.E.I.』『IGNITE』のいずれの曲でも、曲全体の情報量がハッキリと増して、各音のセパレーションも良くなった。高域もクリアに伸びる。aptX対応のAndroidスマートフォンをお使いならば、本機の音質のポテンシャルも十分に引き出せることもお伝えしておきたい。
本体の上方側面には、電源/ペアリングボタン、独立したノイズキャンセルON/OFFボタンを搭載。ペアリングは電源スイッチを「ON」から「PAIR」側へ1秒ほどスライドさせるだけで開始されるので、説明書を読まずとも簡単にスマホとペアリングできるはずだ。なお、ノイズキャンセリングは音楽を再生していないときにも有効にすることができるので、屋外のノイズを遮断して集中したいときにも本機が使える。
もう一方の側面には、再生操作を行うボタンがまとめられていて、再生/通話に用いる多機能ボタン、早戻し/送り、音量の各ボタンを独立して搭載。実際に操作をしてみると、クリップで身につけたときに一番操作しやすい側面に、高い頻度で操作を行う再生系のボタンが配置されていることがわかる。
■低域の量感とボーカルの聴きやすさを両立。様々なジャンルへの対応力も際立つ
それでは「Smart Quiet WS-7000NC」のサウンドを、いつもの試聴曲を使ってチェックしてみよう。
まずは、iPhoneとペアリングをして宇多田ヒカルの『Automatic』を聴いてみると、ナチュラルなボーカルを聴かせつつ、空間再現も持ち味にするタイプであることがわかる。低音は量も十分に出しながらゴリッとした質感を確保する。三代目J Soul Brothersの『R.Y.U.S.E.I.』を聴くと、低音の量感とボーカルの抜けの良さを両立させるチューニングであることがわかる。藍井エイルの『IGNITE』では、音数の多いアレンジを、広がり感たっぷりに立体的に再現してくれる。
ジャズ、クラシックの楽曲も合わせて聴き込んだが、極度な低音志向に走らないナチュラル寄りのサウンドなので、聴くジャンルを問わないという強みも感じた。圧縮を行うBluetoothの伝送上の特性もあって、鮮明度や高域の伸びは有線のハイレゾ対応モデル「SE-5000HR」には及ばないが、ワイヤレスモデルとしては上々の音質と言える。
冒頭でも触れた通り、本機はBluetoothの高音質コーデック「aptX」にも対応する。AndroidスマートフォンのXperiaとペアリングして、同じ曲でaptXの音質も確認してみると、iPhoneとペアリングした際と比べて“圧倒的”と言ってしまってよいほど音質が向上する。今回試聴した『Automatic』『R.Y.U.S.E.I.』『IGNITE』のいずれの曲でも、曲全体の情報量がハッキリと増して、各音のセパレーションも良くなった。高域もクリアに伸びる。aptX対応のAndroidスマートフォンをお使いならば、本機の音質のポテンシャルも十分に引き出せることもお伝えしておきたい。