【特別企画】連続レビュー第2回
単体でここまでできる! Cocktail Audio「CA-X40」のミュージックサーバー機能を使い倒す
■PCを使えば一歩踏み込んだライブラリ管理を行える
すでにPCで管理している音源をネットワーク経由でCA-X40に保存することもできる。前回の記事で触れた初期設定において、「“ネットワークサーバー”から“Samba Server”と“Web Server”を有効にする」必要があったのは、はこの機能を使うためだ。
同じネットワーク上にあるWindows PCの「エクスプローラー」を開き、「ネットワーク」を見ると、本機を示す「X40」が現れているので、そこから「LocalStorages」を選択する。
ここで表示されているフォルダが、CA-X40に接続されたストレージ(内蔵含む)の一覧となる。「hdd1」が内蔵HDDなので、あとはそこに音源をドラッグ&ドロップすればいい。
こうすることで、CA-X40本体の「Browser」→「HDD1」から保存した音源を再生できるようになる。ただ、この状態ではあくまで「内蔵HDDに音源を保存しただけ」であり、Music DBに登録されたわけではない。よって、先ほどと同じようにインポートの作業が必要になる。
せっかくPCを使っているので、そのままブラウザの操作画面からMusic BDへインポートを行ってみよう。まずメニューから「Browser」を選択し、Music DBに登録する音源フォルダを選択する。次に「Import to DB」を選択し、「Copy」か「Move」を選択する。あとは同じようにインポート作業が始まる。
Music DBにインポートした音源は本機で再生するだけでなく、本機をUPnP/DLNAサーバーとして使うことで、他のネットワークオーディオプレーヤーで再生することも可能となる。
■本体に保存したファイルは外部へバックアップ可能
こうして出来上がったMusic DBのデータは、外付けUSB-HDDやネットワーク上のNASへバックアップする可能だ。本機で音源の管理と再生のすべてを行うにしても、万が一に備えてバックアップは確実に取っておきたい。
バックアップのもう1つの選択として、Music DBから音源を外部のストレージにエクスポート(書き出し)するという方法もある。本機でリッピングしたCDの音源を別の機器で使うような場合、以下のようにしてデータを移動する。
まずMusic DBから目的の音源を選択して、リモコンの「MENU」を押し、「Export Songs」を選択する。そしてエクスポート先のストレージを選択する。
ちなみに、本機の説明書によれば、PCのエクスプローラーから「MusicDB」フォルダにはアクセスしないようにと書かれている。ここでデータを編集してしまうと不具合の元になるためだ。ただ、MusicDBの中には音源がアルバムごとに保存されているので、PCからMusic BDフォルダを開いて、ここから音源を直接コピーしてしまうのがバックアップとしては一番手っ取り早い。
このように、音源の管理などサーバーとしての機能を活用するためには、PCを併用するとさらに便利になる。一方で「可能な限り本体だけで操作を行う」という本機のコンセプトは音源の管理においても貫かれているので、PCを使わなくても基本的な音源管理は可能だ。この点は安心してほしい。
すでにPCで管理している音源をネットワーク経由でCA-X40に保存することもできる。前回の記事で触れた初期設定において、「“ネットワークサーバー”から“Samba Server”と“Web Server”を有効にする」必要があったのは、はこの機能を使うためだ。
同じネットワーク上にあるWindows PCの「エクスプローラー」を開き、「ネットワーク」を見ると、本機を示す「X40」が現れているので、そこから「LocalStorages」を選択する。
ここで表示されているフォルダが、CA-X40に接続されたストレージ(内蔵含む)の一覧となる。「hdd1」が内蔵HDDなので、あとはそこに音源をドラッグ&ドロップすればいい。
こうすることで、CA-X40本体の「Browser」→「HDD1」から保存した音源を再生できるようになる。ただ、この状態ではあくまで「内蔵HDDに音源を保存しただけ」であり、Music DBに登録されたわけではない。よって、先ほどと同じようにインポートの作業が必要になる。
せっかくPCを使っているので、そのままブラウザの操作画面からMusic BDへインポートを行ってみよう。まずメニューから「Browser」を選択し、Music DBに登録する音源フォルダを選択する。次に「Import to DB」を選択し、「Copy」か「Move」を選択する。あとは同じようにインポート作業が始まる。
Music DBにインポートした音源は本機で再生するだけでなく、本機をUPnP/DLNAサーバーとして使うことで、他のネットワークオーディオプレーヤーで再生することも可能となる。
■本体に保存したファイルは外部へバックアップ可能
こうして出来上がったMusic DBのデータは、外付けUSB-HDDやネットワーク上のNASへバックアップする可能だ。本機で音源の管理と再生のすべてを行うにしても、万が一に備えてバックアップは確実に取っておきたい。
バックアップのもう1つの選択として、Music DBから音源を外部のストレージにエクスポート(書き出し)するという方法もある。本機でリッピングしたCDの音源を別の機器で使うような場合、以下のようにしてデータを移動する。
まずMusic DBから目的の音源を選択して、リモコンの「MENU」を押し、「Export Songs」を選択する。そしてエクスポート先のストレージを選択する。
ちなみに、本機の説明書によれば、PCのエクスプローラーから「MusicDB」フォルダにはアクセスしないようにと書かれている。ここでデータを編集してしまうと不具合の元になるためだ。ただ、MusicDBの中には音源がアルバムごとに保存されているので、PCからMusic BDフォルダを開いて、ここから音源を直接コピーしてしまうのがバックアップとしては一番手っ取り早い。
このように、音源の管理などサーバーとしての機能を活用するためには、PCを併用するとさらに便利になる。一方で「可能な限り本体だけで操作を行う」という本機のコンセプトは音源の管理においても貫かれているので、PCを使わなくても基本的な音源管理は可能だ。この点は安心してほしい。