さらなるシステムの拡張もテスト
“PCレス”のRoonServerはどこまで使えるのか? QNAPとSynologyのNASで検証
■Synology「DS916+」
QNAPと同時にRoonServer対応NASとなったSynologyからは、DS916+を選択した。TVS-471より安価ではあるが、CPU・メモリ共にRoon Labsの推奨スペックには届いていない。逆に、そのようなNASを使った場合どうなるのかという一例となるだろう。
細かな部分は当然異なるが、RoonServerをインストールするおおまかな流れはQNAPと共通する。QNAPと同様、まずはRoonのデータベースを保存する「RoonServer」という名称の共有フォルダを、「コントロールパネル」→「共有フォルダ」→「作成」の流れで作成する。
続いて「パッケージセンター」→「設定」から、「トラストレベル」の「すべての製造元」にチェックを入れる。
「手動インストール」から、Chris Rieke氏のHPでダウンロードしたソフトウェア・パッケージを参照で選んで次へと進んでいく。
適用を完了させれば、無事にDS916+にRoonServerがインストールされたことになる。こちらも、コマンドラインと格闘するような必要はない。
続いて、音源を入れるための共有フォルダを作成する。今回は分かりやすく名称を「Music」とし、あとは作成されたフォルダ内に音源を入れていく。こちらも転送速度は高速である。
それでは、Roon RemoteからSynologyのRoonServerを操作してみよう。まずはSynologyを選択しログインする。
先ほどまで有効としていたTVS-471のCoreを無効にし、新たにDS916+のCoreを有効にする。そして使用する音源フォルダを指定したら、RoonServerのセットアップ完了となる。
なお、DS916+でもUSB-DACを直接接続して単体RoonServerのように使うことは可能である。
肝心の動作だが、残念ながらTVS-471と同じとはいかなかった。特に音源のインポートに時間がかかり、操作へのレスポンスやスクロールの滑らかさといった点でも明らかな差があったものの、決して「実用は難しい」ということではなかった。
いずれにせよ、Roonの運用においてどれだけ機器のスペックが重要であるかがあらためて浮き彫りになった形だ。逆に「どこまでスペックを下げても実用レベルの動作が可能か」を試してみたいとも思った。
QNAPと同時にRoonServer対応NASとなったSynologyからは、DS916+を選択した。TVS-471より安価ではあるが、CPU・メモリ共にRoon Labsの推奨スペックには届いていない。逆に、そのようなNASを使った場合どうなるのかという一例となるだろう。
細かな部分は当然異なるが、RoonServerをインストールするおおまかな流れはQNAPと共通する。QNAPと同様、まずはRoonのデータベースを保存する「RoonServer」という名称の共有フォルダを、「コントロールパネル」→「共有フォルダ」→「作成」の流れで作成する。
続いて「パッケージセンター」→「設定」から、「トラストレベル」の「すべての製造元」にチェックを入れる。
「手動インストール」から、Chris Rieke氏のHPでダウンロードしたソフトウェア・パッケージを参照で選んで次へと進んでいく。
適用を完了させれば、無事にDS916+にRoonServerがインストールされたことになる。こちらも、コマンドラインと格闘するような必要はない。
続いて、音源を入れるための共有フォルダを作成する。今回は分かりやすく名称を「Music」とし、あとは作成されたフォルダ内に音源を入れていく。こちらも転送速度は高速である。
それでは、Roon RemoteからSynologyのRoonServerを操作してみよう。まずはSynologyを選択しログインする。
先ほどまで有効としていたTVS-471のCoreを無効にし、新たにDS916+のCoreを有効にする。そして使用する音源フォルダを指定したら、RoonServerのセットアップ完了となる。
なお、DS916+でもUSB-DACを直接接続して単体RoonServerのように使うことは可能である。
肝心の動作だが、残念ながらTVS-471と同じとはいかなかった。特に音源のインポートに時間がかかり、操作へのレスポンスやスクロールの滑らかさといった点でも明らかな差があったものの、決して「実用は難しい」ということではなかった。
いずれにせよ、Roonの運用においてどれだけ機器のスペックが重要であるかがあらためて浮き彫りになった形だ。逆に「どこまでスペックを下げても実用レベルの動作が可能か」を試してみたいとも思った。