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【特別企画】人気モデルに心拍計測追加

ボーズ「SoundSport Pulse」レビュー。心拍数も測れるワイヤレスイヤホンの実力は?

公開日 2016/11/29 10:56 安蔵靖志
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「ヘッドホン派」でも満足できる装着感

筆者はイヤホンもヘッドホンも使うが、基本的にはあまりイヤホンは好きになれない。特にカナル型の場合、耳の穴にしっかりと押し込まないと最適な音場を作り出せないからだ。ヘッドホンに比べて細かなディテールを確認しやすいという利点はあるものの、「長時間聴くと耳が痛くなる」というのが最も苦手なポイントだ。

その点、SoundSport Pulseはよくできている。イヤーピースの「StayHear+Sport」が耳介(耳たぶの内側)の部分にフィットしつつ耳の穴をふさぐだけで、耳の穴に押し込むことなくベストな音を作り出してくれるのだ。

SoundSport Pulseは「StayHear+Sport」が耳介(耳たぶの内側)の部分にフィットするため、耳の穴に押し込まなくてもいい

もちろん耳介の部分でハウジングの重さ(本体のトータル重量は約63.8g)を受け止めるわけではあるものの、装着しているのを忘れてしまうことがあるほど耳への負担が少なく感じた。

心拍数をチェックしながらトレーニングできる

ここまではSoundSport Wirelessと基本的には同じで、ここから紹介する心拍計機能がSoundSport Pulseの真骨頂となる。左耳のハウジングに心拍計(脈拍計)が内蔵されており、装着すると心拍数を計測してくれる。無料アプリ「Bose Connect」(Android/iOS対応)と接続すると、自動オフタイマーを設定したり、心拍数を表示したりしてくれるというものだ。

SoundSport Pulseを装着して、いざサイクリングスタート

まずはアプリをインストールして心拍数がしっかりと測れているかどうかをチェックしたい。

Bluetoothでペアリングして「Bose Connect」アプリを起動したところ。心拍数が表示されている

Bose Connectアプリの設定画面

心拍計機能を活用するためには、別途無料・有料のアプリが必要になる。筆者がオススメしたいのは、ランニングやサイクリングなどさまざまなワークアウトに対応する「Runtasticシリーズ」だ(その他に「MapMyRun」「Runkeeper」「Endomondo」などのアプリに対応する)。

筆者は自転車で移動することが多いので、「Runtastic Roadbike」での使い方を紹介しよう。Runtastic Roadbikeのアプリを開き、右下にある「設定」ボタンを押す。「心拍数」メニューから「心拍モニターに接続」を選ぶと、心拍計を接続できるようになる。

Runtastic Roadbike」アプリを起動して「設定」メニューから「心拍数」を開いたところ

「心拍モニターに接続」を選ぶと、心拍計を接続できるようになる

SoundSport PulseはBluetooth Smartに対応するので、一番下にある「Bluetooth SMART」を選び、心拍数が表示されたら設定完了だ。

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