人気フォノEQが最新モデルへ進化
全てを一新したiFIオーディオの最新フォノEQ「iPhono2」を田中伊佐資氏が体験!
中身は大幅にブラッシュアップ。電源も強化され待望の登場
「あれ? これ新しいの?」と新しくなったiPhono2を手にとって率直な感想を述べる田中氏。ブランド設立3年ほどにも関わらず圧倒的なハイ・コストパフォーマンスで人気を集めたiFIオーディオのフォノEQ、iPhonoを高く評価した田中氏に「iPhonoが新しくなって“2"になるんですけど、興味がありませんか?」と連絡すると「もちろん」との返事が。
しかし、いざ持ち込むと外観の変更がほとんどないことに多少面食らった様子だ。しかし、裏面を見るとそこにはきちんと「iPhono2」の文字。「えーっと、本当にこれ何か変わったの?」という声を横に早速、田中氏のシステムに接続。再生するや否や「これはなんていうか、音楽的な表現力が明らかに上がってますね」と、試聴の姿勢が急に前のめりになった。
そもそもiPhonoは、カートリッジに対する多彩なロードインピーダンス切り換えを始めとした豊富な機能を持つコンパクトなフォノイコライザーだ。昨今、大きな話題を呼んでいるイコライザーカーブについても火付け役といえる存在で、RIAAに加えDECCA、COLUMBIA、eRIAA、IECといったステレオLP時代のカーブに対応。特に、「世間的にRIAAへ統一されたと言われている1980年頃までも、実はさまざまなイコライザーカーブが使われていた」という開発者、トルステン・レッシュ博士の主張は大きな話題となった。そうした他のブランドにはない先進性と独創性を盛り込んだアナログ機器が、iPhonoだったのだ。
外観には大きな変更はないものの、この度iPhono2となるにあたり中身は大幅に変更。基盤のほとんどがアップデートされている。田中氏が手持ちの旧iPhonoと比較するとその違いは明らか。「回路そのものがかなり変わっていますね。iFIのロゴが入ったパーツも加わってるんですね」と田中氏。実はiPhono2へのアップデートは当初マイナーチェンジ程度に留める予定だったというが、開発を進めるにつれ回路は大幅に変更。もはや全くの最新モデルといえるほどの改良が行われたという経緯がある。
電源も旧バージョンの9Vから15Vへアップされるなど、根本的な部分から見直された新モデルなのだ。
「あれ? これ新しいの?」と新しくなったiPhono2を手にとって率直な感想を述べる田中氏。ブランド設立3年ほどにも関わらず圧倒的なハイ・コストパフォーマンスで人気を集めたiFIオーディオのフォノEQ、iPhonoを高く評価した田中氏に「iPhonoが新しくなって“2"になるんですけど、興味がありませんか?」と連絡すると「もちろん」との返事が。
しかし、いざ持ち込むと外観の変更がほとんどないことに多少面食らった様子だ。しかし、裏面を見るとそこにはきちんと「iPhono2」の文字。「えーっと、本当にこれ何か変わったの?」という声を横に早速、田中氏のシステムに接続。再生するや否や「これはなんていうか、音楽的な表現力が明らかに上がってますね」と、試聴の姿勢が急に前のめりになった。
そもそもiPhonoは、カートリッジに対する多彩なロードインピーダンス切り換えを始めとした豊富な機能を持つコンパクトなフォノイコライザーだ。昨今、大きな話題を呼んでいるイコライザーカーブについても火付け役といえる存在で、RIAAに加えDECCA、COLUMBIA、eRIAA、IECといったステレオLP時代のカーブに対応。特に、「世間的にRIAAへ統一されたと言われている1980年頃までも、実はさまざまなイコライザーカーブが使われていた」という開発者、トルステン・レッシュ博士の主張は大きな話題となった。そうした他のブランドにはない先進性と独創性を盛り込んだアナログ機器が、iPhonoだったのだ。
外観には大きな変更はないものの、この度iPhono2となるにあたり中身は大幅に変更。基盤のほとんどがアップデートされている。田中氏が手持ちの旧iPhonoと比較するとその違いは明らか。「回路そのものがかなり変わっていますね。iFIのロゴが入ったパーツも加わってるんですね」と田中氏。実はiPhono2へのアップデートは当初マイナーチェンジ程度に留める予定だったというが、開発を進めるにつれ回路は大幅に変更。もはや全くの最新モデルといえるほどの改良が行われたという経緯がある。
電源も旧バージョンの9Vから15Vへアップされるなど、根本的な部分から見直された新モデルなのだ。