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【特別企画】ラディウスならではの音づくり

ソニー以外で初!ラディウスのLDAC対応ワイヤレスイヤホン「HP-BTL01」を聴く

公開日 2017/08/09 16:16 折原一也
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まず、HP-BTL01のネックバンドはシリコン製で、柔らかに曲げる事もできる。人間工学的なアプローチで作られた形状とカーブが、装着した際には首元にゆったりとフィットする。40gと軽いため、着けていることをほとんど感じる事もない。

ネックバンドはシリコン製。絶妙なカーブで装着性を高めている。肌に触れたときの感覚にもこだわっている

またネックバンド部のシリコン素材は滑りにくく、洋服の上に身につけてもずれにくい。本体カラーはマットなブラックで、Tシャツやカットソー、ポロシャツ、ワイシャツ、スーツなど、どんな服装と組み合わせても自然に馴染みそうだ。

もう一つ、装着して気づいた細かな作り込みポイントは、「HP-BTL01」ではネックバンドから左右のイヤホンケーブルを伸ばす口が、ネックバンド先端部ではなく真ん中あたりにあること。ちょうど耳の真下からイヤホンケーブルが伸び、ネックバンドと耳元を最短距離でつなぐ形になる。

ネックバンド部の真ん中あたりからイヤホンケーブルが伸びている

装着したところ。ケーブルの遊びが少なく、なおかつ頭を動かしてもケーブルにテンションがかからない絶妙な長さだ

ネックバンドとイヤホンを繋ぐケーブルは約17cmで、余ってゆるむ事もないし、顔を左右を振った際のマージンも上手く確保されている。イヤホンを耳から外して持ち歩く際にも、ケーブルが短い事もあって収まりが良い。

非装着時にもケーブルが必要以上にブラブラしない

ネックバンド部のボタンは、左側の先端内側に電源ボタンと音量(+−)ボタンを備えている。ネックバンドなら首元にあるので操作しやすいし、丸型の電源ボタン(電源ON時に長押しでペアリング、再生/一時停止等のマルチファンクション仕様)とシーソー型の音量+−ボタンなら手探りでも押し間違える心配もナシと、機能的な作り込みがなされている。

ボタン類はネックバンドの左側に配置。手探りでも操作しやすいボタン形状と配置にこだわっている

ネックバンド左側には、microUSB端子による充電端子も搭載。充電しながらBluetoothで音楽を聴くことができるのが嬉しい。また付属の専用イヤホンケーブル(3.5mm - Micro USB)を使えば、プレーヤーやスマホとのワイヤード(有線)接続も可能となっている。なお、ワイヤード接続時にも内蔵アンプを駆動させるため、バッテリー残量が必要な仕様となっている。

ネックバンド左側にmicroUSB端子を装備。充電はもちろん、3.5mm - microUSBケーブルでアナログ有線接続も可能だ

ネックバンド右側の内側にはハイレゾ対応のLDACコーデックロゴが刻印されているが、ボタンや接続端子はないシンプルな構成。なにか操作するときはネックバンド左側、と覚えておけば迷わない。

パワフルな“ラディウスのハイレゾ”に「LDAC」の情報量をプラス

さて、いよいよラディウス「HP-BTL01」のサウンドを聞いてみよう。冒頭でも説明した通り、本機の最大の特徴は、LDACによるハイレゾ音源への対応だ。そこで今回は再生プレーヤーにソニーのウォークマンを用意し、LDAC環境でハイレゾ音源のリスニングを試みた。
 

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