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[PR] 美しいヘッドホンで良い音を

デザインとハイレゾ級ワイヤレスを両立、ソニー「h.earシリーズ」ワイヤレスヘッドホン・イヤホン徹底チェック

公開日 2017/12/21 10:00 土方久明
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また、CD音源やMP3などの圧縮音源の高音域を補完し、ワイヤレスでもハイレゾ相当の音質を楽しめるアップスケーリング機能「DSEE HX」を搭載するなど、音質を追求してきたソニーらしさは健在だ。

ワイヤレスでもハイレゾ相当のクリアで躍動感あるサウンドを楽しめるとする「DSEE HX」に対応

まずJ-POPで人気の、西野カナ『LOVE it』を聴いた。躍動感を感じるバックミュージックとアーティストの特徴である明るくチャーミングなボーカルはその距離感が適切だ。さらに、思わず感情移入してしまいそうなメロディアスな表現力をそなえており、一音一音の鮮度も高い。

次にデヴィッド・ゲッタのハイレゾEDM楽曲『2U』。まず感じるのは、高域がクリアで空間が広いことだ。そして、エレクトリックバスドラムの音圧がシャープかつ重量感がある。「h.ear on 2 Mini Wireless」は、音の入力に対する反応がよいので、EDM再生に必須のグルーブ感を高い次元で表現する。コンパクトなボディからは想像できないサウンドだ。

それではクラシックはどうかと、こちらもハイレゾ音源のヒラリー・ハーン『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番』を聴いた。クリアでヌケのよいサウンドで、ヴァイオリンのアコースティックな質感と、オーケストラもしっかりとした厚みがある。

ミディアムトーンカラーでカジュアルからスーツスタイルまで、コーディネートしやすいデザイン

J-POP、EDM、そしてクラシックという全く別の表現力を求められる音源を聴いた結果、「h.ear on 2 Mini Wireless」は広い対応力をもつことを証明してくれた。

そのほか立体縫製イヤーパッドや、可動部のガタつきを感じないサイレントジョイントの採用と軽量なボディによって、装着感がとてもよくなっていることもポイントだ。h.earシリーズは街中で見かけることも多いが、デザインの美しさもあいまって、思わず外に持ち出したくなる気持ちはよくわかる。

また、Android/iOS端末にインストール可能な専用アプリ「Sony | Headphones Connect」と組み合わせることで、音場設定をその日の気分に合わせて変更できる「サラウンド(VPT)」機能や、イコライザーを自分好みに調整できるイコライザー機能も使用できる。もちろんハンズフリー通話にも対応と、Bluetoothヘッドホンとして全方位的な対応力を見せる。

■「h.earシリーズ」最上位のワイヤレスヘッドホン「WH-H900N」

次にご紹介する「h.ear on 2 Wireless NC(WH-H900N)」は、ノイズキャンセリング機能を搭載したアラウンドイヤー型のBluetoothヘッドホンだ。「h.earシリーズ」では最上位モデルとなる。

「h.ear on 2 Wireless NC(WH-H900N)」(¥オープン)

次ページ先端機能を集約した多機能なノイズキャンセリングヘッドホン

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