耳をふさがない“スマートな”完全ワイヤレスイヤホン「Xperia Ear Duo」登場！ “デュアルリスニング”の魅力とは？

Clovaにつながると、あとは「誰に送信するか」「メッセージの内容」を聞かれるので、それぞれに答えてメッセージの送信完了となる。LINEは届いたメッセージの音声読み上げにも対応している。

LINE MUSICによる音楽再生の場合は、いったんAssistant for Xperiaを起動後に、「クローバ、マイケル・ジャクソンの曲を再生して」といった感じでアーティストやプレイリストの名前、聴きたい音楽の“雰囲気”（リラックスできる曲を再生してなど）を伝えるとストリーミング再生が始まる。

LINE MUSICの有料プレミアムプランなら楽曲の検索・再生までフル機能が使えるようになるが、無料トライアル版の場合でもXperia Ear Duoによる音声操作と連携できるのがうれしい。無料版でいったん試してみてから、これは便利だと感じたらプレミアムプランに切り替えてみるのもいいと思う。

■ユーザーの行動パターンを学習、生活に寄り添ってくれるイヤホン

ほかにもAndroidスマホとの連携によって実現する機能に「デイリーアシスト」がある。アプリの設定メニューから「自宅」と「会社」の場所を設定しておくと、時計の時刻とペアリングしたスマホから取得したGPSのロケーション情報を参照して、ユーザーがその場所に近づいたり、離れた時に必要な情報を時間帯に合わせてXperia Ear Duoが音声で届けてくれるというものだ。

例えば朝は今日の天気を調べたり、会社に到着した時に1日のスケジュールを確認する手間が省けるので、ビジネスパーソンの心強いパートナーになってくれそうだ。

Xperia Ear Duoが完全開放型の装着スタイルを実現したことは、抜けの良いクリアなサウンドが楽しめるだけでなく、周囲の人とコミュニケーションを途切れさせずに音声で情報をチェックしたり、リラックスしたい時に音楽を聴ける所にも大きな意味がある。筆者も今回の取材で初めて長時間Xperia Ear Duoを身に着けながら過ごしてみて、完全ワイヤレスイヤホンの新しい可能性が色々垣間見えた次第だ。

例えばキッチンで料理をしながら音楽を聴いたり、Bluetoothによる音声送信に対応するテレビと組み合わせれば、少し離れたリビングにあるテレビ番組の音声も聞こえてくるので、ドラマやニュースを見ながら皿洗いがはかどった。

本機でBGMがわりに音楽を掛けながら原稿を書いている時にインターホンが鳴っても素速く反応できるし、家族からの呼びかけを無視して険悪になることも避けられる。

バッテリーはイヤホン単体で音楽再生なら連続約4時間、待ち受けは約22時間にもなる。使わない時に専用充電ケースに入れておけばイヤホンが充電されて、音楽再生で合計約16時間も使える（本体1回充電で4時間。充電ケース3回分の充電で合計16時間）。約7分で約1時間の音楽再生が楽しめる、頼もしい急速充電にも対応する。“装着したまま”が心地良いXperia Ear Duoを体験してから、筆者も初めてワイヤレスオーディオ機器の内蔵バッテリーによる“活動限界時間”を初めて意識した次第だ。

本体はIPX2相当の防滴対応なので、屋外で小雨に濡れたり、軽く体を動かして汗を流すスポーツを楽しむ時にも安心して使える。仲間と集まってハイキングやサイクリングに出かけた時には、最大5人のメンバーとつながってトランシーバーのように音声通話ができるグループコミュニケーション機能「Anytime Talk」もぜひ活用したい。

Xperia Ear Duoは“音による体験”に多くの新しいひらめきと可能性をもたらしてくれる。それは従来のイヤホンともまた違った、新しいカテゴリーのコミュニケーション端末として捉えるべきなのかもしれない。何はともあれ、すべてのポータブルオーディオ＆デジタルガジェットのファンにぜひ、いち早く体験してもらいたい魅力あふれるプロダクトだ。

（PR企画 協力：ソニーマーケティング株式会社）