【PR】MQA再生にまつわる疑問にお答え
iFi audioテクニカルノート(2)「xDSD ― 計測のお時間ですよ! 「MQA」ストリーム対「非MQA」 ストリームをiFiが検証します
もっと測定しろと言ったら、どうする?
これとは別に、「もしも実験的ファームウェアが適用されたらどうなるか?」 についても、結果をお見せしましょう。ここでは、352.8/384kHzのオーバーサンプリングを実行し、実験用のデジタル・フィルター係数のセットを使用しています。
ホワイト・ノイズを使用したフィルター・レスポンスが、バージョン5.20と5.30を使用した場合のどれとも劇的に異なっているのが、はっきりと観察できます。MQA処理が行われると、精確な波形とフィルター・レスポンスが異なったものになりますが、その点を除けば、これらの結果は、MQA処理が非MQAストリームに行われた場合に予測される結果と一致します。
要約
1. ファームウェア・バージョン5.20と5.30のどちらでも、オーディオ信号が扱われる方法間に測定可能な違いはない。
2. レベル、ノイズ・フロア、歪み、デジタル・フィルター・レスポンスに違いはない。
「超ドライ」な技術測定メモになってしまいましたが、気にしないでください。復活祭の時期で人員が不足していたのですが、お客様からの質問が少し増えていたので、それに急いでお答えした結果なのです。