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システム全体のクオリティに影響

コンセント周りをフルテックでパワーアップ! NCF効果を発揮する電源アクセサリーの魅力

公開日 2018/12/11 11:57 福田雅光
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壁コンセントGTX-D NCF(R)
解像度を高めて締まりを強化、澄みきる音場感が得られる

フルテックのGTX-D NCF(R)。ロジウムメッキの接点に加え、ボディに特殊素材NCFを採用した最新バージョンのオーディオ用壁コンセント

このコンセントは高級モデルとして開発されていたGTX-D(R)の電極や基本構造を継承して、ボディやカバー部をNCF素材に強化した、フルテックの最高級モデルである。ロジウムメッキの通常タイプも十分に優秀といえるが、NCF版は格段に輪郭を明確に描き、解像度や精度を高め、中低域の分解力や締まりを強める。混濁が少なく音場空間も冴えて、澄みきるクオリティが魅力である。

FURUTECH
GTX-D NCF(R)
ハイエンドグレード20A/15AデュアルNCF壁コンセント GTX Series(ロジウムメッキ)
22,000円(税抜)
●オーディオアクセサリー銘機賞2016 特別賞受賞
【GTX-D NCF(R)の仕様】

●電極部:純銅素材の非磁性ロジウムメッキ●本体:ナイロン+グラスファイバー(特殊セラミックパウダーとカーボンパウダー、特殊素材NCF調合)●カバー:ポリカーボネート●取り付けプレート:2mm厚ステンレス●サイズ:47.2W×28.0H×104.0Dmm●ワイヤー適応径:8AWG(MAX)●1口タイプのGTX-S NCF(R)(18,700円、税抜)もあり ※主要金属パーツにはFURUTECH α(Alpha)プロセス処理(-196℃での超低温処理&特殊電磁界処理)を実施



コンセントベースGTX WallPlate
オーディオボード的な役割でコンセントの土台を強化する

フルテックのGTX Wall Plate。ヤワな壁板の振動を抑えるとともに、コンセントを理想的にしっかりと固定できる。左は付属のダンピングシート

どのように優秀なコンセントも、固定する条件によっては本来の性能が多少失われてしまうことがある。一般住宅の電気工事は簡易的であるからだ。これをサポートして音質を強化するのが、コンセントベースで、壁コンセントを固定する下地土台ベースである。

フルテックは音を追求するマニア用として、厚さ13mmのアルミ合金製で、振動を抑制する特殊制振塗装を採用する製品を開発。このような強固な物性のベースに固定する効果は大きい。ダンピングシートも添付されており、電流の流れない部分ではあるが、オーディオ機器をオーディオボードに設置するような作用をみせる。

FURUTECH
GTX Wall Plate
ハイエンドグレード・コンセントベース
11,550円(税抜)
●オーディオアクセサリー銘機賞2012受賞
【GTX Wall Plateの仕様】

●シャーシ:厚さ13mmのアルミ合金削り出し(シールド効果が高く輻射ノイズを遮断)●仕上げ:効果的に振動を抑制する特殊制振塗装を採用●コンセントカバーとの隙間にフッ素樹脂のダンピングシートを採用(ハイブリッド構造で高い制振性と輻射ノイズを効果的に遮断)●サイズ:86W×13H×135Lmm(-0/+0.3mm)



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