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「NCF Booster-Signal」

プロが使いたくなる理由は? フルテックのケーブルインシュレーターの活用術を専門店に聞いた<part1>

公開日 2019/01/11 09:53 季刊オーディオアクセサリー編集部
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NCF Booster-Signalのお薦めする使いこなし〜静岡・すみやサウンドギャラリー
すみやサウンドギャラリー(コメント回答/遍照さん)
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当店では、プリとパワーアンプの間(アキュフェーズ C-3850とA-75)を接続するバランス・インターコネクトケーブルとして、ハーモニックス製の5mのケーブルを使用しております。このケーブルを、フルテックの「NCF Booster-Signal」を6個使って、床から完全に浮かせております。

今回は「NCF Booster-Signal」をインターコネクトケーブルに6個使用しているが、ケーブルや配線状況によっては、もっと少ない数でも完全に床から浮かすこともできる

「NCF Booster-Signal」にケーブルを載せた時と載せない時の音を聴き比べると、「月とすっぽん」「天と地」ほどの差がありまして、正直驚きました。使っていない時にはこれが当たり前だと思っていた音の印象が、使った途端にそのサウンドイメージがガラリと変化しました。

最大の変化ポイントは「音の見通し」です。粒立ちが良く、輪郭がはっきりした音になります。オーディオ的な表現だと、S/Nの良さということになりますでしょうか。音のにじみが無くなり、ピントが合った写真のようなサウンドが楽しめます。

曖昧さのないクリアなサウンドは、最近のハイエンドオーディオに共通する世界で、多くの方々が「好ましい」と感じる変化の方向だと思います。やはり、特殊素材NCFによるノイズ低減効果と、ケーブルを宙に浮かせることによる振動抑制効果なのかなと思いました。

「NCF Booster-Signal」をケーブルから外してみると、分離の悪い、ベチャッとした感動のないサウンドになってしまいました。いやはや、これはもう「NCF Booster-Signal」を外せなくなってしまいましたね(笑)

インターコネクトケーブルを完全に浮かせて、床からの影響のみならず、他のケーブルとの交差も接触せず立体的に配線することができる

今回は、プリとパワーアンプ間のインターコネクトケーブルへの挿入のみのご報告でしたが、これに加えてスピーカーケーブルにも装着するとどうなるかは、是非また改めて検証をしたいと思っています。

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