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【PR】小さな耳でもつけやすいデザイン、接続性も良し

アンダー1万円でこの完成度!? AVIOTの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01e」は間違いナシのハイコスパだ

公開日 2019/03/06 06:30 折原一也
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イヤホンブランドAVIOTが先月発売を開始した、アンダー1万円クラスの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01e」。

「TE-D01e」

同時に発売された「TE-D01d」(関連レビュー)はQualcommの最新SoC “QCC3026” 搭載の第二弾モデルとして注目を集めているが、より手頃な価格のTE-D01eの性能が気になる人も多いだろう。早速、そのサウンドをチェックしていきたい。

上位モデルと同等の性能を持つチップを採用、接続性も良好

TE-D01eは、AVIOTによるアンダー1万円クラスの完全ワイヤレス第三弾モデル。外見・充電ケースの形状からも分かるように、従来モデル「TE-D01c」(関連レビュー)の後継モデルとして登場した。価格を9,241円(税別)に抑えながら、AVIOTブランドらしく、日本人による日本人のためのサウンドチューニング “Japan Tuned” 仕様を貫いている。

ハードウェアとしての特徴は、Qualcommの最新SoC “QCC3020” を採用したこと。QCC3020は、性能的にはQCC3026とほぼ同等というチップで、搭載されたバッテリー残量に応じてマスターを切り替えるロールスワッピング機能にも対応。また、電力消費の最適化によりバッテリー駆動時間は最大7時間を実現する。こうした機能面でみると、TE-D01c系統というよりは、TE-D01dの弟分という程度の認識で良さそうだ。

一方、デザインとしてはTE-D01cとまったく同じで、耳の小さな女性でも快適に装着できるというコンセプトを踏襲した。本体質量は実機を測定したところ片側あたり約4.3g(イヤーピース込)。特にパールホワイトのカラーのモデルは耳元に装着していても目立たないし、ヘアラインの仕上げのプレートも上質。充電やペアリングの際には中のLEDランプが透けて光るが、音楽再生中には消灯するので問題ナシ。気になる人はブラックを選ぶと良いだろう。なお、バッテリーケースは実測値で質量29.2gだった。

軽量な本体とバッテリーケース

ケースがスリムなため、ポケットに入れても目立たない

AVIOTのロゴがプリントされたプレート部は、左右ともボタンを兼ねる仕様。ペアリングはR側を6秒押し、再生/停止はLRどちらでも1回押し、曲送り/戻しはR側を2/3回押し、音量操作はL側を2/3回押しと、基本操作はすべて本体から可能だ。各種操作で用いるボタン長押しの段階は、音で教えてくれる。

イヤーピースはS/Mサイズを各1ペア付属する

なお、TE-D01eは上述の通りロールスワッピングによる左右のマスター入れ替えに対応しているが、ペアリングについては、基本はL側から設定するものと考えよう。Bluetoothの仕様は5.0採用で、コーデックはSBC/AAC/aptXに対応する。

そしてAVIOTのイヤホンを語る上で外せないのが、女性声優を起用した日本語ガイダンスの素晴らしさだ。「電源オン」「接続しました」「接続解除しました」とガイダンスが流れるが、テンション高めの女の子のボイスが採用されている。イヤホンの状態を元気ある声で教えてくれると聴き取りやすく、実用性の面でも分かりやすい。

完全ワイヤレスの課題である接続性については、iPhoneとペアリングして新宿、秋葉原、品川駅構内と様々な場所で音楽を聴きながら歩き回ってみたところ、一度の音切れもなかった。Androidスマホの「GRANBEAT」と組み合わせたaptXコーデック接続でも、新宿の地下街、秋葉原など電波環境が悪化する環境で、時々音切れがあった程度。音切れについては組み合わせる機器や環境にも左右されるが、iPhoneでは音切れしなかったという時点でなかなか優秀だ。

接続性は良好で町中でも使いやすい

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