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東京2020 オリンピック・パラリンピックの録画に最適! パナソニック「全自動4Kディーガ」がオススメな理由を徹底解説!
これまで、BDレコーダーと言えば地デジ/BS/110度CSチューナーを2〜3基搭載するタイプがスタンダードで、それに加えて、“全自動ディーガ”のように、設定した全チャンネルを丸ごと自動録画してくれるタイプも存在するという状況だった。一方で、新4K衛星放送(BS4K/110度CS4K放送)もスタートから1年以上が経過し、これに対応したレコーダーも各社から登場。4Kチューナー内蔵機が新たなスタンダードに浮上しつつある。
好きなテレビ番組を撮り逃したくないなら“全録”モデルを選ぶべき。だが、これまで、そうしたモデルは地デジ/BS/110度CSといった2K放送までの対応で、メジャー化してきているBS4K/110度CS4K放送には対応していなかった。つまり、全録か4Kか、どちらを選ぶか二者択一だったのだ。
これに対し、今回の2020年春モデルで出した答えが“全自動4Kディーガ”「4X1000」「4X600」だ。その名の通り、指定したチャンネルを全自動で録画し続ける“チャンネル録画”と、“4K録画”を両立できるようになった。さらに言えば、“4Kでの全録”も行えるモデルなのだ。
■「4X1000」「4X600」両機の違いは?
上位モデルの「4X1000」は、10TBのHDD内蔵で全11chのチューナーを搭載。このうち8chが2K放送のチャンネル録画専用で、残る3chのうち2chがBS4K/110度CS4K放送の録画に対応(4K/2K兼用)し、新4K衛星放送の2番組同時録画も可能。残った1chは2K専用だ。
そして、チャンネル録画専用ではない3chは、好みの番組をユーザーが都度選んで自分で録画予約する“通常録画”用のチューナー。このうち4K/2K兼用チューナー1基と2Kチューナー1基をチャンネル録画用として設定することもできる。この設定にすることで、新4K衛星放送をチャンネル録画できるわけだ。
なお、新4K衛星放送をチャンネル録画する設定にした場合、画質モードは4K DR(放送画質そのまま)のみとなる。一方、通常録画では4K/2K兼用チューナー2基どちらも、画質を抑えることで録画可能時間が伸びる長時間録画機能に対応。「おまかせ長時間4K 8〜12倍録モード」を備えており、新4K衛星放送で放送される番組を通常より最大12倍多く録画できる。このように、4Kレコーダーとしての求められる能力を高いレベルで装備しているのだ。
前述のようにチャンネル録画に追加できる新4K衛星放送は1chのみで4K DRモードのみという制約があるが、そもそも他社には新4K衛星放送を24時間録画してくれる機種は存在しない。むしろ、「よくぞ4Kチューナーをチャンネル録画に組み込んだ」と褒めるべきところだろう。
ミドル機にあたる「4X600」は6TBのHDD内蔵で、全7chのチューナーを搭載。チャンネル録画専用2Kチューナー4基、通常録画用4K/2K兼用チューナー2基、通常録画用2K専用チューナー1基を搭載し、4X1000同様に4Kダブル録画が行える。また、4Kチューナー2基のうち1基をチャンネル録画用に回し、新4K衛星放送を最大13日間全自動録画することができる。
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