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プロ向けの実力を自宅でも!JBL PRO「104-BT-Y3」はオーディオファン“必聴”スピーカー
■モニターらしさとJBLらしさの “いいとこ取りサウンド”
さて、サウンドの実力はどうだろうか? 筆者が自宅で普段から使用しているデスクトップオーディオ環境に組み入れ、そのまま一週間ほど使い確認した。
システムはMacBook Airを出発点として、iFI Audio「ZEN DAC」を経由して本機を鳴らしている。ハイレゾからサブスクまでの音楽再生、ラジオ系音声コンテンツの聴取、YouTube等の動画視聴などをいつも通り行い、タイミングがあったので配信ライブにも参加してみた。
印象をまず一言で伝えるなら、「違和感なし」だ。
素っ気ない言い方に聞こえたかもしれない。しかし筆者はふだん、価格帯が数倍のパワードモニタースピーカーをシステムに使用している。その音の聴こえ方が頭にある上での「違和感なし」という意味と受け取ってほしい。
つまりこのスピーカーは、「低域から高域までの整ったバランス」「音色に癖を載せない透明性」など、プロシューマー向けパワードモニタースピーカーに求められる要素を、この価格帯にして見事に満たしている。
特に低域は、ボリューム感や迫力に演出を加えることなく、自然な重み、素直な沈み込みを感じさせてくれる良質な再生。Robert Glasper Experiment「Human」のようにディープなローエンドの表現も、量感で誤魔化すことなくフラットに届けてくれる。まさにモニターらしい音作りだ。
そういったモニター的再現性が土台にある上で、JBLらしい個性もほどよく備えるのが嬉しい。女性ボーカルやシンバル、ギターなどでは、シャープな成分の出し方が心地よい。ジャギッと濁点を目立たせることなく、シュッと気持ちのよいキレを見せてくれる。ドラムスの太鼓などもアタックが適度に立てられており、抜けっぷりもよい。
JBLらしさは、音楽だけではなく、様々なタイプのコンテンツでも強みとして発揮される。たとえばアクション系の映像コンテンツでは効果音が映えるし、ラジオ系の音声コンテンツでは言葉の明瞭さが高まる。またJBL的なキレや抜けのおかげか、夜間など小音量再生時の聞こえもよい。JBLサウンドはデスクトップとの相性が良いことがわかった。
■幅広い用途に、そして長く使える、あなたの定番になり得るスピーカー
サウンドのスケール感も大きいので、将来的にはテレビの横に設置し、より大きな画面と組み合わせたりしても良さそうだ。癖は少なく、しかし無個性ではないサウンドと合わせて、気に入ったならそのまま長く付き合っていけるスピーカーになってくれるのではないだろうか。
長い付き合いを考えると、JBL PROFESSIONALの2年保証+代理店ヒビノの1年保証で合計3年保証という安心感も、購入の背中を押してくれる要素になる。長い目で見たときのコストパフォーマンスも高い。
デスクトップスピーカーの入門機として、そしてあなたの定番、長らくの愛機になる可能性を秘めたスピーカーとして、検討してみてほしい。
(協力:ヒビノ株式会社)