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GLIDiCの完全ワイヤレスは「どちらを選んでも間違いない完成度」だ! 「Sound Air TW-7100/TW-5100」レビュー
また副次的な効果として、耳への固定力が筐体側で確保されるおかげで、イヤーピース選びのシビアさは低減されている印象。「Lサイズじゃないと耳に合わない!」みたいな感じではなく、「MでもLでもどっちでも問題ないけど、どっちにしよう?」みたいな幅がある。
すると例えば、TW-7100にはベーシックと背の低いコンフォートの2タイプのそれぞれにXS/S/M/Lの4サイズという豊富なイヤーピースが付属するが、そのタイプとサイズを、
「装着感を楽にしたいからコンフォートのM」
「しっかり耳を塞いで遮音性を最大にしたいからベーシックのL」
のように選び分け、使い分けることもできるわけだ。TW-5100でのサイズ選びもそこは共通だ。
■「Tile」機能でさらに便利に。バッテリー性能も向上しテレワークにも不安なし
新機能としては前述のように、いわゆる探しものトラッカー機能である「Tile」への対応が挙げられる。TW-7100/TW-5100はTile機能を搭載しており、イヤホンをTileアプリに登録しておけば例えば、
「スマホとイヤホンの距離が離れてBluetooth接続が途切れた≒そのイヤホンをどこかに落とした可能性がある場合、そのときの場所をスマホのGPSを使ってTileアプリ上の地図に記録」
「部屋の中などでイヤホンが見つからなくなったらイヤホンの音を鳴らして見つけやすくする」
といったことが可能。両モデルとも耳から落ちたり手を滑らせて落としたりはしにくい形状だが、そういうことはなくとも気付かないうちに「失くす」「忘れる」のはあり得る。そうした万が一の事態に備えての安心機能というわけだ。
スペック面の強化としてはバッテリー駆動時間に注目。
TW-7000系は元からそこも強く、TW7000時点でイヤホン単体9時間、ケース込みだと25時間という連続再生&通話時間を確保していた。それがTW-7100ではさらに強化され、12時間と30時間に。
TW5000系はこれまではコンパクトさの代わりにバッテリーライフが弱点で、従来モデルTW-5000sだとイヤホン単体3時間にケース込みでも10時間だったのだが、今回のTW-5100では一気に8時間と28時間に。倍増どころではない伸びだ。
両モデルとも2021年に向けて最新トップ水準のバッテリーライフを手に入れたと言えるだろう。
完全ワイヤレスイヤホンは今、音楽リスニングアイテムとしてだけではなく、テレワーク環境での音声モニター&マイクとしても利用されるものになってきている。オフタイムから仕事中まで休みなく使われ続ける機会も増えているわけだ。となればこれまで以上のバッテリーライフが求められるが、TW-7100、TW-5100はそういったニーズにも応えてくれることだろう。
■あえての物理ボタンなど操作性にも細かな配慮
操作性の面では、両モデルともタッチ式ではなくあえて物理式のボタンを採用しているのはこれまで同様。うっかり触れてしまっての誤動作といった心配のない、確実な操作性を重視する判断からとのことだ。