[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域【第260回】
いまこそマイク付き“完全ワイヤード”イヤホン!使いこなしてリモート会議で差をつけよう
■遮音性を下げるための特殊イヤピ、「Track Ear+」!
イヤピ交換で遮音性を下げるには、ずばり「遮音性を下げるためのイヤーピース」を使うという方法もあり、具体的な製品としてはNUARL「Track Ear+」(1,320円/税込)がそれに当たる。
遮音性を下げる理屈や効果はもう見たまんま! 空気の通り道が用意されているので、音が自然に入ってくるし抜けてくれる。
また「そもそも普段から小さめイヤピを使ってるから、それより小さいサイズのイヤピなんてものはない!」という方にも、こちらの製品のSサイズがおすすめ。
■ブームマイク搭載ゲーミングイヤホンに注目!
ここまで、通話のためのイヤピ交換で、自分側の快適度は見事にアップ! したはず。
しかしリモート会議においては、相手側の通話環境も快適であってこそ、話がスムーズに進む。例えば相手にとってこちらの声が聞き取りにくければ、相手がこちらの言葉をうまく受け取れず、そこで話の流れが途切れてしまったり…なんてこともあるだろう。無論、相手の通話環境をどうにかすることはできないのだが、自分側でもできるだけのことはやっておきたい。
その「相手側の快適さのために、自分ができる通話環境強化」の代表が、「マイク強化」だ。マイクを強化して自分の声をよりしっかりと明瞭に相手に届けることで、相手側での聞き取りやすさに相当に貢献できる。
まず紹介したいのは、最近登場し始めてきた「マイク強化型」なイヤホン。どちらもゲーミングイヤホンというジャンルの製品で、ゲーム中のボイスチャットに向けてマイク性能を強化しており、その性能はリモート会議においても発揮される。