【PR】実用性で不安なし、サウンドは流石のひと言
思わず二度見、“フタなし”ケースの完全ワイヤレス!「JBL Wave100 TWS」が奇抜なようで使いやすい
■耳に収まる着け方が自然と伝わるデザインが秀逸。片耳使用にも対応
イヤホン本体の形状は、うねうねとした曲線などないシンプルなもの。しかし耳に入れると特定のポジションで「ここが正解だな」という感触があり、実際にそこへ綺麗に収まってくれる。もちろんそのポジションでの安定感、装着感、遮音性などは良好だ。
この点について、現時点での商品説明では「人間工学に基づいた形状」というよくある言い回しにとどまっているが、実はJBLでは改めて本格的な研究を実施したのだそうだ。これについては、また別の機会に詳しく説明予定とのことなので注目しておこう。
基本中の基本であるバッテリースペックは、イヤホン本体のみでの音楽再生は約5時間。ケースで約15時間分をチャージでき、合計約20時間と十分な水準。
その他スペック面では、BluetoothコーデックはSBCとAACに対応。iPhoneとはAAC接続、そして多くのAndroidスマホとはSBC接続となるが、昨今の製品はSBCコーデックでの音質も改善が著しいので、エントリークラスではさほど大きなボトルネックにはならないだろう。
機能面だと、ハンズフリー通話やボイスアシスタント利用の際にポイントになるのが、ステレオでもモノラルでもどちらでも使用できるデュアルコネクト対応。片側はケースに収納した状態で、もう片耳側だけを装着して利用することが可能ということだ。
例えばリモートでの会議や授業が長時間に及びそうな場合。例えば外出時にスマホからの通知を逃さないためイヤホンを常に耳に入れておきたい場合。そういったヘッドセットあるいはウェアラブルデバイス的な使い方で長時間連続利用が必要な際、片側を使用しつつもう片側をケースに収納しておき、左右ローテーションで使うようにすれば、それこそ一日中ずっと使い続けることも可能だろう。
■現代ポップスに不可欠な空間表現も良好。低音が柱の安定感あるサウンド
音質については、iPhoneとのAAC接続、Apple Musicでの試聴を中心にチェックした。
全体を通して好ましく感じるのは、派手な音作りに走っていないこと。シャープネスを強調して細部を目立たせることも、低音を強調して重量感を増し増しにすることもなく、音楽全体をバランス良く聴かせてくれる音作りだ。
聴き始めた瞬間に「いい音!」と驚くのではなく、しばらく聴いていると「いい音だな」と思える。そしてずっと聴き続けていても飽きないし疲れない。そんなサウンドに仕上げられている。
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