HOME > レビュー > 進化したボーズ「QC Earbuds」の“虜”!サウンド/ANC/機能性の全てが揃った完全ワイヤレスだ

【PR】今ならトレンド感満載の限定色も選べる!

進化したボーズ「QC Earbuds」の“虜”!サウンド/ANC/機能性の全てが揃った完全ワイヤレスだ

公開日 2021/12/03 06:30 草野晃輔
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

さらに、Awareモードには「ActiveSenseTMテクノロジー」が追加となった。搭載されたマイクで拾った音をデジタル信号処理するもので、周囲の環境音を取り込んで再生しながら、街中でバスや電車の騒音のような大きな音が発生した時のみ、ノイズキャンセリングレベルを上げて、不快さを軽減するというもの。Bose MusicアプリのAwareモード設定画面から、オン/オフを切替えられる。

アウェアモードで、ActiveSenseTMテクノロジーのON/OFFが設定可能

ActiveSenseTMテクノロジーでは、効果をしっかり出 しながらも、音楽を再生した際にサウンドに影響が まったくない。ボーズの技術力がうかがえる

試しに、ActiveSenseTMテクノロジーをオンにして、音楽を再生せずに街中を歩いたところ、バスやトラック、大型バイクなどが通ったタイミングで、スッと騒音レベルが下がり、すぐに元に戻るのが分かった。続いて、音楽を再生しながらオンにしたが、楽曲を快適に楽しめた印象ばかりで、ノイズキャンセリングレベルの変化にはほとんど気がつかなかった。

というのも、ノイズキャンセリングレベルの変化が再生音にほとんど影響しないため、よほど音楽以外の音に注意を向けることで、ようやく「今変わったかな」と感じる程度だったのだ。例えるなら、ライブのステージがしっくりくる。スポットがあたるステージ上は見やすいが、その外の暗い部分でスタッフが機材の入れ替えや調整をしていても気づかないのに似ている。

モードの保存やEQ追加など、使い勝手も大幅に向上

進化した点はまだある。ノイズキャンセリングレベルを設定して、モードとして2つまで保存できるようになった。モードは「アウトドア」「ウォーキング」「コミュート」「フォーカス」「ホーム」「ランニング」「リラックス」「ワーク」「ワークアウト」「音楽」の10種類が用意されている。

利用シーンに合わせて、自由にノイズキャンセリン グレベルを設定して保存できるようになった

ここから、好きなモードを選びノイズキャンセリングレベルを調整すれば、モードが保存される。それをQuietモードなどと同様に、左イヤホンのダブルタップで切り替えできる。

例えば、作業に集中しながらも話しかけられたら分かるよう「ワーク」でレベルは「7」と設定したり、公園内でのウォーキングで、音楽の存在感を前面に出しつつも、周囲の人の気配が感じられるように「ウォーキング」でレベルは「3」にセットしたりと、外部の騒音がそこまで大きく変化しない場面で有効だ。

「Spotify Tap」に対応したのも、外せないポイントだ。Bose Musicアプリの「ショートカット」から設定しておけば、左イヤホンの長押しで、Spotifyで前回聴いていたコンテンツやプレイリストを再生できる。外出時にイヤホンをスッと装着して、スマホを使わずとも音楽を再生できるのは便利。

左イヤホンの長押しでショートカット機能が使える

待望のEQ機能もサポートされたのも大きい。アプリ上から0を起点として低音/中音/高音をそれぞれ、プラス方向に10段階、マイナス方向に10段階に調整可能。好みのサウンドを作るという楽しみも加わった。

ショートカット機能に「Spotify Tap」が選択可能に。さらにEQ機能も備わり、自分好みの音質で好きな音楽を楽しめるようになり、製品力がさらに増している

また、ペアリングしたデバイスが7台まで保存されるようになった。一度アプリから機器を登録すれば、いちいちデバイス側でBluetoothを切断せずに、機器の接続変更をアプリ上からシームレスにできるようになる。例えば、プライベートと仕事用でスマホを複数台持っている場合や、WEB会議のためにスマホからPCに切り替える際に重宝する。

2021年には限定カラーとして「サンドストーン」と「ストーンブルー」のモデルが追加された。従来からある「トリプルブラック」、「ソープストーン」と合わせて、現在は全部で4色展開となっている。

「サンドストーン」(左)と「ストーンブルー」(右)の限定カラー2色が新たに仲間入り

サンドストーンは、やや濃いベージュに近い落ち着いた色合い。フェイスプレートのロゴはゴールドを基調としており、リッチな佇まいだ。ストーンブルーの色味は表現が難しいが、やや緑の強く、くすみ感のあるセルリアンブルーといった感じ。ロゴ色は明るいグレーで、控えめながらもしっかりとその存在を主張する。

いずれも、ファッションで流行りのアースカラーをイメージさせる色味で、カジュアルなスタイルにもフォーマルな格好にもマッチする、余裕ある大人の雰囲気が印象的だ。なお、“限定”カラーのため、無くなり次第「販売終了」となってしまう。今だけしか手に入らない2モデルにも、是非注目されたい。

楽曲の魅力を常に最大限楽しめる、スムーズかつ適切なNCレベル変更が秀逸

「iPhone 12 mini」と接続して音質をチェックした。今回は、AwareモードでActiveSenseTMテクノロジーをオンにして、様々な場所で聴いてみる。

次ページどんな場面でも音楽をしっかり楽しめる、巧みな機能性に驚嘆

前へ 1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります

NEWS
AV&ホームシアター
オーディオ
モバイル/PC
デジカメ
ホビー&カルチャー
過去のニュース
RANKING
イヤホン・ヘッドホン
AV機器売れ筋
さらに見る
AWARD
VGP
DGPイメージングアワード
DGPモバイルアワード
オーディオ銘機賞
オーディオアクセサリー銘機賞
アナロググランプリ
REVIEW
レビュー
コラム
注目製品クローズアップ
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
さらに見る
連載
折原一也の“いまシュン!”ビジュアルプロダクト
高橋 敦のオーディオ絶対領域
山本 敦のAV進化論
角田郁雄のオーディオSUPREME
今週の発売新製品
アニソンオーディオポータル
さらに見る
INTERVIEW
インタビュー記事一覧
さらに見る
BRAND
注目ブランド情報
MAGAZINE
オーディオアクセサリー
analog
ホームシアターファイル
プレミアムヘッドホンガイド
プレミアムヘッドホンガイドマガジン
雑誌定期購読
雑誌読み放題サービス
メルマガ登録
SHOPPING
PHILE WEB.SHOP
通販モール