【PR】兄弟モデル「HS80 RGB WIRELESS」もチェック
VGPゲーミング大賞受賞!コルセア「Virtuoso RGB Wireless XT」は空間表現が優秀な“遊べる”ヘッドセットだ
ワイヤレス接続では、CORSAIR独自の超低遅延技術である「SLIPSTREAM WIRELESS」に対応。製品付属の2.4GHz通信対応USBドングルによる通信で、ワイヤレスでありながら低遅延の通信が行える。また、Bluetooth接続も可能で、aptX HDコーデックにも対応している。
有線接続では、オーソドックスな3.5mm接続はもちろん、最大96kHz/24bitのUSBヘッドセットとしても動作する。ちなみにWindows/Xboxとの接続時には、「Dolby Atmos for Headphones」アプリを併用することでDolby Atmosの空間オーディオを手軽に楽しむことも可能だ。
■有線/ワイヤレス問わず、広がりと位置情報に優れた音質が魅力
実際にPS5で僕がプレイしている『原神』と『Apex Legends』で、Virtuoso RGB Wireless XTの音質と各接続方法ごとの違いも含めてチェックした。
まずはUSB接続を体験すると、そのサウンドは軽やかで、特にサウンドフィールドの広さ、位置感がハッキリしている。ゲーム内に広がる街なかの雑踏、そしてBGMや環境音はヘッドホンから鳴っていることを意識させず、より広大な空間を感じさせ、頭後方近い位置での再現性もある。対戦プレイで重要な足音は距離感も出て、空間にしっかり浮かびあがるため存在も分かりやすいし、銃声の抜けのある余韻の再現もいい。遅延も感じられなかった。
続いて、PS5にUSBドングルを接続したSLIPSTREAM WIRELESSでもプレイ。サウンドの傾向は同じで、空間を重視した再現性で、音の存在もしっかり認識できる。ワイヤレスでありながら、こちらも体感できる遅延はナシだ。
PS5では付属ゲームパッドにヘッドホンジャックが搭載されているので、こちらと3.5mmケーブルで接続した。アナログ接続では音傾向が少し違っていて、音の聴こえる位置が近く、バトルの効果音も密度感があり迫力アップ。距離感ある空間再現よりも、音が間近に迫る迫力重視ならアナログ接続もオススメしたい。ケーブル途中にアナログ音量コントロールとマイクオン/オフスイッチがあるところも便利だ。
Bluetooth接続はあえてPS5で試す理由はないので、AndroidスマホとaptX HDコーデックで接続。『原神』のスマホ版をプレイしてみると、Bluetooth接続でも音質はとても優秀。USBやSLIPSTREAM WIRELESS接続と同じく空間志向で、音を広げつつ情報量も豊富だ。ただし、他の接続方法と比較すれば若干の遅延はあるようだ。