【PR】運動時にも使えるオールマイティな一台
Jabraの“贅沢過ぎる”入門ANC完全ワイヤレス「Elite 4 Active」レビュー!フィット感も音質も価格以上
歌声はナチュラルに高域まで美しく伸びて、適度に存在感を主張する。ピアノは音の生音らしさだけでなく、響きも丁寧に再現し、コーラスの音の広がりは厚みもありつつ、空間の中で自然に広がっていく。低音もタイトに締まり、バランスが整ったサウンドだ。
YOASOBI『群青』を聴いても、やはりビビッドな歌声が心地よい。シンセサイザー、コーラスなど音楽情報の展開は、高さ方向も含めて立体的。音数の多い楽曲なのだが、ボーカルの鮮やかさやノリが表現され、とにかく音楽を聴いて楽しくなる。音のキツさは全くないので、音量を大きく上げて思い切り音楽に没入することもできるし、小音量で鳴らしても、メロディの再現性はしっかりしている。
男性ボーカル曲としてBTS『Dynamite』を再生してみると、美しい歌声を魅力的に再現してくれる。バランスとしては、男性ボーカルの歌声を特別に前に出すことはしないながらも、躍動感ある音楽のリズムに埋もれることなく、メンバーの担当パート毎の歌声の違いまで再現する。リズムの刻みや厚みもしっかり感じられるし、楽曲を全方位から情報量たっぷりに再生してくれる。
このように、Elite 4 Activeはそのままでも十分以上に高品位なサウンドを楽しめるのだが、Jabra Sound+アプリにある6種類のプリセットイコライザーを用いて、さらなるカスタマイズも可能だ。
標準状態の「フラット」から、例えば「音声」を選択すると、低域が控え気味になって歌声の存在感が増す。「低音ブースト」ではリッチな重低音サウンドを、「トレブルブースト」は高域にフォーカスしたサウンドが楽しめる。「スムーズ」は高域を若干抑えた音に、「エネルギー」ではハイとローを強調した音楽再生が可能だ。このイコライザー機能は、効かせ具合も微調整が可能なため、音質調整が初めてでも活用しやすいだろう。
今回Elite 4 Activeを試してみて感じたのは、その「オールマイティな魅力」だ。運動でも使える抜群の装着感の良さに、IP57準拠の防塵防水/耐汗仕様、あらゆる場面で有用なANC機能、通話マイクの品質の高さ、そしてサウンドは音楽をしっかり楽しませてくれる高音質を実現している。
2022年の完全ワイヤレスイヤホンの新基準になりうる、“贅沢過ぎる入門モデル” として、安心して全ての人にオススメできる鉄板の一台となるだろう。
(協力:GNオーディオジャパン)