【特別企画】好評NCF材採用の最上級端子を採用
アナログ再生×フルテック最新電源ケーブル、S/N向上でニュアンスが浮き彫りに
独自の工夫と音質向上技術による改善を重ね、優れた電源パーツ製品を豊富にラインナップするフルテックが、その最新・最高峰のNCF仕様の端子を採用して作り込んだ待望の完成品最高峰電源ケーブル「PowerFlux-NCF-18」。NCFは、ケーブル/プラグ用ホルダーおよびインシュレーターの「NCF Boosterシリーズ」にも採用され、その効果が大好評を得る注目の特殊素材。ノイズ発生を抑えて静寂感を高め、音の濁りを排除することで、アナログレコード音源の魅力をより一層引き出してくれる。アナログ再生にも、ひとかたならぬこだわりで取り組む小原由夫氏が試聴レポートをお届けする。
フラグシップ電源ケーブル(Text by小原由夫)
■時間を掛け入念に練り上げた、最新NCF仕様の完成モデル
私が最も信頼するケーブルメーカーのひとつが、フルテックである。オーソドックスな構造ながらも、「α-導体」や「NCF」といった独自に生み出したマテリアルを一貫して採用するなど、各モデルのコンセプトに信念と自信が感じられるからである。また、いたずらにモデルチェンジを繰り返すのではなく、ひとつの製品に時間を掛けて練り上げ、品質向上させていく姿勢にも大いに好感を抱いている。
同社がこの度リリースされた電源ケーブルの新製品「PowerFlux-NCF-18」にも、そうしたポリシーが見て取れる。本ケーブルは、ロングセラーのフラグシップケーブルのプラグとコネクターをNCFバージョンとしたもので、前述したポリシーに則った最新版というわけだ。
具体的には、電源プラグとIECコネクター部を、同社最新の「FI-50M NCF(R)」と、「FI-50 NCF(R)」に交換している。プラグボディ部にはセラミックパウダーとカーボンパウダーをナノ単位で調合。従来からの制振効果に加え、静電効果も期待できる特殊素材「NCF」仕様となった。ちなみに同プラグのハウジングはステンレス合金からの削り出しで、内部には制振性の高い特殊樹脂を採用。外装にシルバーカーボンファイバーを用いた3層構造となっている。
さらに、ケーブルクランプ部にも制振性のある特殊金属を採用。電極部は純銅製で、ロジウムメッキを施した上にαプロセス処理を施している。
ケーブル導体を含めた特徴は従来型と変わりない。超低温処理と特殊電界処理「αProcess処理」を施したOCC素材によるα-導体を採用。また、電磁ノイズ対策と振動対策「ネオダンパーテクノロジー」を盛り込んだカーボンフィニッシュの「GC-303 EMI吸収材」をケーブルの中間部に装着している点もセールスポイントだ。
フラグシップ電源ケーブル(Text by小原由夫)
■時間を掛け入念に練り上げた、最新NCF仕様の完成モデル
私が最も信頼するケーブルメーカーのひとつが、フルテックである。オーソドックスな構造ながらも、「α-導体」や「NCF」といった独自に生み出したマテリアルを一貫して採用するなど、各モデルのコンセプトに信念と自信が感じられるからである。また、いたずらにモデルチェンジを繰り返すのではなく、ひとつの製品に時間を掛けて練り上げ、品質向上させていく姿勢にも大いに好感を抱いている。
同社がこの度リリースされた電源ケーブルの新製品「PowerFlux-NCF-18」にも、そうしたポリシーが見て取れる。本ケーブルは、ロングセラーのフラグシップケーブルのプラグとコネクターをNCFバージョンとしたもので、前述したポリシーに則った最新版というわけだ。
具体的には、電源プラグとIECコネクター部を、同社最新の「FI-50M NCF(R)」と、「FI-50 NCF(R)」に交換している。プラグボディ部にはセラミックパウダーとカーボンパウダーをナノ単位で調合。従来からの制振効果に加え、静電効果も期待できる特殊素材「NCF」仕様となった。ちなみに同プラグのハウジングはステンレス合金からの削り出しで、内部には制振性の高い特殊樹脂を採用。外装にシルバーカーボンファイバーを用いた3層構造となっている。
さらに、ケーブルクランプ部にも制振性のある特殊金属を採用。電極部は純銅製で、ロジウムメッキを施した上にαプロセス処理を施している。
ケーブル導体を含めた特徴は従来型と変わりない。超低温処理と特殊電界処理「αProcess処理」を施したOCC素材によるα-導体を採用。また、電磁ノイズ対策と振動対策「ネオダンパーテクノロジー」を盛り込んだカーボンフィニッシュの「GC-303 EMI吸収材」をケーブルの中間部に装着している点もセールスポイントだ。
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