PR下位モデル「ROG Delta S」にも注目
ガチの音響設計、動くドットで個性バツグン!「ROG Delta S Animate」の完成度がかなり高い
強力なノイズ除去でクリアな通話
再生音質と同じくらい重要な、マイクの性能についても触れておこう。今回はレビューするにあたり、知人とDiscordで通話をしながらゲームプレイ中の通話音質を検証してみた。
本機には、音声処理のための専用プロセッサーを搭載した「AIノイズキャンセリングマイク」という着脱式マイクが付属している。これにより、キーボードやゲームパッドの操作音、ファンなどのバックグラウンドノイズを抑えて、快適に通話できるのだという。
効果としては、キーボードの入力音などもしっかりとキャンセルされ、通話内のメンバーからもクリアな音声だと評判だった。なお、Discordにはノイズ抑制機能の「Krisp」などが備わっているが、これらを一通りオフに設定している状態だ。
マイク音声の録音でも試してみたが、わざと強くキーボードを叩いたりしてみても、実際に収録した音声を聴いてみるとほとんど無音。チャットツール側にノイズキャンセルの機能が無くとも問題ないという、かなり実用的な結果となった。
先にご紹介した通り、本機は全体的にマットブラックなデザインなので、ライティングをオフにすれば普通のヘッドセットと変わらない見た目になる。マイク性能も良いことから、オンライン会議などでも重宝することだろう。
そもそもの再生機器としての性能の良さも相まって、「ROG Delta S Animate」はヘッドセットとしての高い完成度を感じさせてくれる機種だった。USB-C/USB-A接続による接続性の高さに加えて、専用ソフトで細部までカスタマイズできる点も使いやすいと感じた。
また特徴的なAniMe Matrix機能も、自分好みのデザインに設定したり、動画配信などで印象的なアイテムになったりと、アイデア次第で様々な用途が思い浮かぶのも面白いポイントだ。
冒頭でもご紹介した通り、より手頃な選択肢としてAniMe Matrix機能が非搭載の「ROG Delta S」も用意されている。各々の用途に合わせてベストな機種を手にとってもらえたなら、ゲームプレイを始め、あらゆるシーンで活躍してくれる心強いパートナーとなるはずだ。
(提供:ASUS JAPAN株式会社)