起きた瞬間「いつもと違う」
「ヤクルト1000」レビュー。睡眠の質向上・ストレス緩和の効果を確かめる
1本あたりのコストと飲み方について
本商品はいまだ手に入りづらく、定期宅配の受付すら停止している状態だが、今後状況が改善したときのことを想定し、コストと飲み方についても少し考えておこう。
まず確実に言えるのは、1本あたりの単価が高めということ。1本130円(宅配の場合)なので、毎日1人が1本飲むと、1ヶ月で約4,000円必要になる。
一人暮らしならまだしも、家族何人かで飲むと、4,000円×人数分となるため、かなりの出費だ。たとえば4人家族が毎日飲んだら、月に約16,000円、年間約20万円がヤクルト代に消えることになる。よほどのお金持ち以外は許容しづらい金額だ。
このため現実的と思われるのは、ふだんはNewヤクルト(1本40円)などを飲んで腸内環境を整えつつ、「一時的にストレスがかかる状況」になったら、適宜ヤクルト1000に切り替え、ストレス源がなくなったら、ふたたび標準のヤクルトに戻るという方法だ。そんなに器用なことができるか疑問ではあるが、治験でも使われた定期テストなど、ストレスがかかることがあらかじめ予想されるイベント前に飲む、という使い方はできそうだ。
ヤクルト1000をレビューしてきた。想定以上に文量が多くなったが、本商品の効果が予想外に高かったため、ついつい熱が入ってしまった。
本商品の唯一の弱点は、本稿執筆時点において、入手が非常に困難であることだ。コンビニでもスーパーでも、売っているところを見たことがない。
そろそろ手持ち分が切れそうなので、ヤクルトレディを見かけて、運良くブツが残っていたら、他の方の迷惑にならない程度に買いだめしたい。ただし、もちろんそれでは根本解決にならない。早く欲しい人に行き渡るよう、増産体制が整うことを待ち望んでいる。