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まるで耳にかけるスピーカー!オープン型完全ワイヤレス「PurFree Buds」が快適だ
何かをしながら音楽やラジオ番組、Podcastなどを聴く“ながら聴き”。調査会社のクロス・マーケティングが今年6月に実施したアンケートによると、約75%の人が日ごろ、ながら聴きをしているそうだ。筆者も同様で、自宅にいる間は常にBluetoothスピーカーやオーディオシステムから音楽やインターネットラジオを流している。
不思議なもので、常に音に触れた生活を一度体験すると、音がないとどうにも落ち着かない。外出先や移動時にも、ながら聴きを楽しむのにいいデバイスがないかと探して、耳を塞がないタイプの完全ワイヤレスイヤホンに行き着いた。
しかし、いざ試してみたところ、装着が難しい、動くとずれやすい、メガネと相性が悪い、環境音に負けて聴きにくい、など一長一短あり「これだっ!」というアイテムに出会えなかった。それがこの冬、筆者が感じていたネガな部分を全て払拭した製品が登場した。HAYLOU(ハイロー)のオープンイヤーイヤホン「PurFree Buds」である。
「HAYLOUって聴き慣れないけど……」と思う方もいるだろう。その点は、ご安心あれ。HAYLOUは、Xiaomiやベンチャーキャピタルから600億円をこえる出資を受けて2015年に設立されたLiesheng Electronicが展開する電子機器ブランドだ。
同社はXiaomiのほか、OPPOなどの超大手メーカーとオーディオ機器やスマートウォッチなどを共同開発して生産まで手掛け、製品は100以上の国と地域で愛用されている。つまり、HAYLOUブランドの製品にも、Liesheng Electronicが誇る高い技術力と音作りのノウハウが詰まっているのだ。
今回紹介する「PurFree Buds」は、耳たぶに引っ掛けるタイプの完全ワイヤレスイヤホン。本体は片側12.6gと軽く、楕円形のイヤホン部と、医療用シリコン製のイヤーフック部に分かれている。このイヤーフックの細い部分を、メガネのつるのように耳の付け根に載せて装着すると、イヤホン部が外側に浮いたように固定される。重そうに思えるかも知れないが、実際に着けるとその軽さに驚く。
HAYLOUによると、軽い装着感を実現するため「約600人のテスターがのべ600時間以上をかけて検証し、最適な形状を導いた」とのこと。PurFree Buds本体をじっくり見ていくと、並々ならぬこだわりが細部に宿っていることがわかる。
最初に気づいたこだわりは、イヤーフックの形状だ。耳たぶに接する面積が大きく、面で支えるよう工夫されている。これなら、力が分散して重さを感じにくいうえ、フィット感にも優れる。次に気づいた点が重量バランスで、耳を支持する部分を中心に、イヤホン部とイヤーフック部の先端部分の重さが釣り合っている。重さが真下にかかるため、前や後ろにずれにくい。
さらに唸ってしまったポイントが、耳たぶへの支持力。イヤーフックは芯に形状記憶されたチタン合金が使われ、曲げると「プルン」と戻るような適度な弾力がある。この弾力のおかげで、フックとイヤホン部の根本で耳たぶを優しく挟んで離さない。だから、動いてもずれにくい。HAYLOUが「無重力フィット」と呼ぶ優れた装着感は、このような細かい工夫の積み重ねて成り立っているのだ。
耳たぶを挟むように支持することは、メガネのつると干渉しにくいというメリットにもつながっている。メガネのつるは一般的に側頭部と耳たぶの付け根に合わせて先端を曲げて引っ掛けて保持する。つまり、PurFree Budsが耳たぶ側、メガネが側頭部側にあるため干渉しにくい。実際にPurFree Budsをしたままメガネを着脱してみたが、互いが触れることはあっても強く引っかかることはなかった。
こうなるとマスクの着脱も試したくなる。メガネとPurFree Budsを着けたままマスクをつけるパターンや、先にマスクをしてPurFree Buds→メガネの順で着けたパターンなどいろいろ試したところ、まったく引っかからないわけではないが、慣れればほぼ引っかからずに着脱できることがわかった。
コツはイヤーフックの上からマスクのひもを着脱すること。耳たぶを二回りほど大きくしたつもりで動かせばスムーズだった。ド近眼でメガネがないと生活がままならない筆者にとって、PurFree Budsの装着感の良さは感涙ものだ。
不思議なもので、常に音に触れた生活を一度体験すると、音がないとどうにも落ち着かない。外出先や移動時にも、ながら聴きを楽しむのにいいデバイスがないかと探して、耳を塞がないタイプの完全ワイヤレスイヤホンに行き着いた。
しかし、いざ試してみたところ、装着が難しい、動くとずれやすい、メガネと相性が悪い、環境音に負けて聴きにくい、など一長一短あり「これだっ!」というアイテムに出会えなかった。それがこの冬、筆者が感じていたネガな部分を全て払拭した製品が登場した。HAYLOU(ハイロー)のオープンイヤーイヤホン「PurFree Buds」である。
HAYLOUがこだわった抜群の装着感は感涙もの
「HAYLOUって聴き慣れないけど……」と思う方もいるだろう。その点は、ご安心あれ。HAYLOUは、Xiaomiやベンチャーキャピタルから600億円をこえる出資を受けて2015年に設立されたLiesheng Electronicが展開する電子機器ブランドだ。
同社はXiaomiのほか、OPPOなどの超大手メーカーとオーディオ機器やスマートウォッチなどを共同開発して生産まで手掛け、製品は100以上の国と地域で愛用されている。つまり、HAYLOUブランドの製品にも、Liesheng Electronicが誇る高い技術力と音作りのノウハウが詰まっているのだ。
今回紹介する「PurFree Buds」は、耳たぶに引っ掛けるタイプの完全ワイヤレスイヤホン。本体は片側12.6gと軽く、楕円形のイヤホン部と、医療用シリコン製のイヤーフック部に分かれている。このイヤーフックの細い部分を、メガネのつるのように耳の付け根に載せて装着すると、イヤホン部が外側に浮いたように固定される。重そうに思えるかも知れないが、実際に着けるとその軽さに驚く。
HAYLOUによると、軽い装着感を実現するため「約600人のテスターがのべ600時間以上をかけて検証し、最適な形状を導いた」とのこと。PurFree Buds本体をじっくり見ていくと、並々ならぬこだわりが細部に宿っていることがわかる。
最初に気づいたこだわりは、イヤーフックの形状だ。耳たぶに接する面積が大きく、面で支えるよう工夫されている。これなら、力が分散して重さを感じにくいうえ、フィット感にも優れる。次に気づいた点が重量バランスで、耳を支持する部分を中心に、イヤホン部とイヤーフック部の先端部分の重さが釣り合っている。重さが真下にかかるため、前や後ろにずれにくい。
さらに唸ってしまったポイントが、耳たぶへの支持力。イヤーフックは芯に形状記憶されたチタン合金が使われ、曲げると「プルン」と戻るような適度な弾力がある。この弾力のおかげで、フックとイヤホン部の根本で耳たぶを優しく挟んで離さない。だから、動いてもずれにくい。HAYLOUが「無重力フィット」と呼ぶ優れた装着感は、このような細かい工夫の積み重ねて成り立っているのだ。
耳たぶを挟むように支持することは、メガネのつると干渉しにくいというメリットにもつながっている。メガネのつるは一般的に側頭部と耳たぶの付け根に合わせて先端を曲げて引っ掛けて保持する。つまり、PurFree Budsが耳たぶ側、メガネが側頭部側にあるため干渉しにくい。実際にPurFree Budsをしたままメガネを着脱してみたが、互いが触れることはあっても強く引っかかることはなかった。
こうなるとマスクの着脱も試したくなる。メガネとPurFree Budsを着けたままマスクをつけるパターンや、先にマスクをしてPurFree Buds→メガネの順で着けたパターンなどいろいろ試したところ、まったく引っかからないわけではないが、慣れればほぼ引っかからずに着脱できることがわかった。
コツはイヤーフックの上からマスクのひもを着脱すること。耳たぶを二回りほど大きくしたつもりで動かせばスムーズだった。ド近眼でメガネがないと生活がままならない筆者にとって、PurFree Budsの装着感の良さは感涙ものだ。