PR新世代薄型AVアンプの魅力を逆木 一氏がレポート
自宅導入した評論家が「最高」と絶賛。マランツ「CINEMA 70s」、じっくり半年使ってわかった魅力とは?
「今まで導入してきたAVアンプのなかで最高の完成度」
さて、デスクトップシステムとリビングシステム、ふたつのシステムを行き来しながらCINEMA 70sを使ってきて、純粋に音質的なレベルの高さはもちろんとして、「オーディオ機器としての使い心地の良さ」を強く感じる。
あらためて振り返ってみると、筆者は学生時代にオーディオビジュアルの趣味に目覚めて以来、今までに11台のAVアンプを購入している。そのうち、MarantzのAVアンプはCINEMA 70sを含めて5台目だ。最初に購入したAVアンプがマランツの「PS4500」という機種だったこともあり、20年近くマランツのAVアンプを見続けてきたことになる。
そのうえでCINEMA 70s(を含む新CINEMAシリーズ)は、HDMI関連の接続性、プリアンプモードをはじめとしたユーザーの柔軟な要望に応える機能性、見やすい・わかりやすいユーザーインターフェース、各種操作への良好なレスポンスなどなど、あらゆる面でブラッシュアップされている。たとえひとつひとつの要素の改善は小さくとも、それらが合わさった結果の、実際に使った際の「使い心地」は、筆者が直近で使っていたNR1608と比べて段違いだ。
「サラウンドコンテンツを楽しむ」という点においては、対応フォーマットの違いこそあれ、筆者が初めて購入したPS4500もCINEMA 70sも、根本的には変わっていない。一方で、テレビとオーディオ機器の接続を容易にするHDMI ARCの登場やストリーミングサービスの普及により、映像コンテンツを取り巻く環境は、以前に比べて著しく充実した。
なればこそ、AVアンプもまた時代に合わせてもっともっと「使いやすく」なるべきだし、まさにその点で、CINEMA 70sは現代におけるAVアンプのひとつの完成形だと思う。
実際に筆者がCINEMA 70sをデスクトップシステムとリビングシステムの両方で、PC・ゲーム機・テレビ本体など様々な機器を接続して活用しても、挙動に不安定なところがなく、とにかく使っていてストレスを感じない。それでいて、様々に使いこなし甲斐のある、少々マニアックな機能もばっちり備えているのだから、単なる「初心者向け」AVアンプの枠にも留まらない。
生活に寄り添い、必要十分な機能を、確かな再生クオリティとともに提供する。AVアンプを「マニアックなオーディオ機器」ではなく、「様々なコンテンツを楽しむためのハブ」として見た際のCINEMA 70sの完成度は、製品価格を越えて、間違いなく筆者が今まで導入してきたAVアンプのなかで最高だ。
(提供:ディーアンドエムホールディングス)