PR充電ケースにスマートタッチディスプレイを世界初搭載
プロが認めた革命的完全ワイヤレス!JBL「TOUR PRO 2」が「VGPライフスタイル大賞」に輝いた理由
■「空間サウンド」で動画やゲームも楽しい!(海上 忍)
スマートフォンのよき相棒ともいえるイヤホンにおいて、JBL「TOUR PRO 2」の「空間サウンド(SPATIAL SOUND)」機能は重要な意味を持つ。音声に奥行きと立体感が加わることで、ネット動画の表現力が格段に増すからだ。同機能は特定の音源/フォーマットに依存するタイプも存在するが、TOUR PRO 2ではイヤホン側で処理するため、あらゆる音源が対象になる。しかも音楽と映像、ゲームの3モードが用意され、コンテンツの種類に応じてニュアンスを変えられるところがいい。
任天堂Switchとペアリングして『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』で遊んでみたが、ゲームモードの効果は大きく、空を滑空するときの広がり感も地底世界の閉塞感もより伝わるように。オーラキャスト(LE Audio)対応で低遅延のLC3コーデックを利用できるアップデートが予定されていることも、長く活用するための安心材料だ。
■ケースでアプリを使い倒す!「マルチポイント対応」も便利(折原一也)
JBL「TOUR PRO 2」は完全ワイヤレスイヤホンの未来形を示したアイテムだ。タッチ操作できるディスプレイ付きの充電ケースという外見の面白さだけでも目を引く。「そもそも充電ケースにディスプレイが必要か?」と首を傾げる人もいるかもしれない。実のところ、僕自身も実物を触れる前は同じことを考えていたが、すっかり考えが変わった。
音楽再生や音量調整などの基本操作を確実に実行できるだけでなく、ノイキャンや外音取り込みの切替、イコライザー調整なども積極的に利用できることに意味があるのだ。つまり、充電ケースはリモコンではなく、アプリに近い存在なのだ。音楽リスニング、動画視聴・ゲームプレイを中断せずに、自由に手もとで切り替えられる。イヤホンのバッテリー残量表示があるところも便利だ。そのほか、複数デバイスと組み合わせられるマルチポイント対応もうれしい機能。ストレスフリー、使い勝手を極めた一台だ。
<POINT>新開発10mmドライバー
ドライバーは従来モデルから10mm 口径にサイズアップ。PEN(ポリエチレンナフタレート)に強度と耐久性を高めるDLCコーティングを施した振動板を搭載。EQチューニングも新調整されたという。LE Audioの新コーデック「LC3」対応チップセット採用も見逃せないポイントだ。
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