PRスピーカースタンドなどアクセサリーも要注目
コンパクトでハイコスパ、そして音が良い! Kanto Audio「YU2」がデスクでのスピーカー再生を楽しくする
仕事はリモート中心。趣味は動画配信の視聴。だから自宅での時間の大半はデスクに置いたPCの前で過ごしている。というライフスタイルもぜんぜん珍しくない昨今、そのPCデスクのオーディオ環境を強化すれば、毎日をもっと楽しく充実したものにできるはずだ。
そこで紹介したいのが、スピーカーリスニング環境を手軽に実現できるパワードスピーカーの新製品、Kanto Audio「YU2」。価格は直販サイトで、マットホワイト/マットブラック仕上げが34,800円(税込)、ウォールナット仕上げが37,800円(税込)。
同じくおうち環境のオーディオとして昨今はオープンイヤー型イヤホンも人気。でもその長所「ながら聴きのしやすさ」と「長時間使用も快適な着け心地の軽さ」はスピーカー再生でも同等以上に得られる。特に着け心地については「そもそも身に着けない」に勝る快適さはない。
イヤホンかスピーカーか? は好みや音漏れの問題もあるので一概には言えないが、だからこそ、あなたにとってしっくりくるのは実はスピーカーの方かもしれないのだ。
そしてスピーカーの方を導入しようと決めたのなら、YU2はそのシチュエーション、PCデスクへの設置とそこでの利用に特にフィットしてくれる製品と言えるだろう。
Kanto Audioは2010年にカナダで設立されたブランド。パワードスピーカーを中心に、現代的なニーズや高いコストパフォーマンスという要求に応えたラインナップを展開している。その中でYU2は最もコンパクトで機能もシンプル、そして低価格なパワードスピーカーだ。
そのコンパクトさとシンプルさが、PCデスクへの導入では大変に都合がよい。サイズは幅10cm×奥行13.5cm×高さ15cm。デスクへの設置性の観点からはまず気になる幅と奥行はいずれも十分にコンパクト。
だがデスク環境への導入、特にノートPCとの組み合わせにおいては、スピーカーの高さも要チェック。ノートPCのディスプレイよりスピーカーの方が背が高いと、スピーカーの存在感が視覚的にうるさくなりやすい。ノートPCの背の高さは13インチモデルで約20cm、17インチモデルで約25cmほどなので、スピーカーの高さはそれ以下をおすすめしたい。YU2はそれをクリアする。
一切の無駄なくスピーカーとして最小限のフォルムを洗練させたかのようなデザインもポイント。デスク上の他のアイテムの個性とぶつかりにくい。マットホワイトとマットブラックのいずれのカラーも、MacBook Airの隣にもゲーミングノートの隣にもうまく寄り添ってくれるだろう。スピーカー自体の雰囲気を楽しみたいならウォールナット仕上げもありか。
設置周りの話としては別売オプションのスピーカースタンド「S2」(4,980円・税込)「SE2」(6,980円・税込)も要注目。YU2を耳に向けた角度にセットでき、シリコンまたはフォーム素材による共振抑制もあるため、より良好な音質を得られる。加えてスピーカーの高さを持ち上げてスピーカーとノートPCとの背の高さを揃え、視覚的なまとまりをさらに強めることもできる。
再生機器との接続方法はUSBと3.5mmアナログの2種類。PCとの接続はUSBが基本になるだろう。他に左スピーカーへの電源接続、左から右への音声接続が必要。
Bluetoothには非対応だが、デスクトップ設置で無線接続の必要性は薄いし、リモート会議や動画視聴での映像と音声のズレの問題からも有線接続が優位。非対応で問題ないだろう。
なおスピーカーのUSB端子はUSB-Bで、付属ケーブルはUSB-B to USB-Aの仕様。自身のPCにUSB-C端子しかない場合、別途B to CケーブルやUSB-A接続可能なハブなどを用意しておこう。
操作系もこれ以上ないほどシンプル。左スピーカー背面に、ボリューム0で電源オフの電源スイッチ兼ボリュームノブがある。それだけだ。他には何のスイッチもない。USBと3.5mmアナログの入力は切替式ではなく、両方の音がミックスされる仕様。
もちろんノブが前面にあればもっと操作しやすい。だがスピーカーの背が低いおかげで、その上側から背面に手を伸ばしての操作もそれほどやりにくくはない印象だ。
そこで紹介したいのが、スピーカーリスニング環境を手軽に実現できるパワードスピーカーの新製品、Kanto Audio「YU2」。価格は直販サイトで、マットホワイト/マットブラック仕上げが34,800円(税込)、ウォールナット仕上げが37,800円(税込)。
同じくおうち環境のオーディオとして昨今はオープンイヤー型イヤホンも人気。でもその長所「ながら聴きのしやすさ」と「長時間使用も快適な着け心地の軽さ」はスピーカー再生でも同等以上に得られる。特に着け心地については「そもそも身に着けない」に勝る快適さはない。
イヤホンかスピーカーか? は好みや音漏れの問題もあるので一概には言えないが、だからこそ、あなたにとってしっくりくるのは実はスピーカーの方かもしれないのだ。
そしてスピーカーの方を導入しようと決めたのなら、YU2はそのシチュエーション、PCデスクへの設置とそこでの利用に特にフィットしてくれる製品と言えるだろう。
■コンパクトでシンプル、デスクに馴染むスピーカー「YU2」
Kanto Audioは2010年にカナダで設立されたブランド。パワードスピーカーを中心に、現代的なニーズや高いコストパフォーマンスという要求に応えたラインナップを展開している。その中でYU2は最もコンパクトで機能もシンプル、そして低価格なパワードスピーカーだ。
そのコンパクトさとシンプルさが、PCデスクへの導入では大変に都合がよい。サイズは幅10cm×奥行13.5cm×高さ15cm。デスクへの設置性の観点からはまず気になる幅と奥行はいずれも十分にコンパクト。
だがデスク環境への導入、特にノートPCとの組み合わせにおいては、スピーカーの高さも要チェック。ノートPCのディスプレイよりスピーカーの方が背が高いと、スピーカーの存在感が視覚的にうるさくなりやすい。ノートPCの背の高さは13インチモデルで約20cm、17インチモデルで約25cmほどなので、スピーカーの高さはそれ以下をおすすめしたい。YU2はそれをクリアする。
一切の無駄なくスピーカーとして最小限のフォルムを洗練させたかのようなデザインもポイント。デスク上の他のアイテムの個性とぶつかりにくい。マットホワイトとマットブラックのいずれのカラーも、MacBook Airの隣にもゲーミングノートの隣にもうまく寄り添ってくれるだろう。スピーカー自体の雰囲気を楽しみたいならウォールナット仕上げもありか。
設置周りの話としては別売オプションのスピーカースタンド「S2」(4,980円・税込)「SE2」(6,980円・税込)も要注目。YU2を耳に向けた角度にセットでき、シリコンまたはフォーム素材による共振抑制もあるため、より良好な音質を得られる。加えてスピーカーの高さを持ち上げてスピーカーとノートPCとの背の高さを揃え、視覚的なまとまりをさらに強めることもできる。
再生機器との接続方法はUSBと3.5mmアナログの2種類。PCとの接続はUSBが基本になるだろう。他に左スピーカーへの電源接続、左から右への音声接続が必要。
Bluetoothには非対応だが、デスクトップ設置で無線接続の必要性は薄いし、リモート会議や動画視聴での映像と音声のズレの問題からも有線接続が優位。非対応で問題ないだろう。
なおスピーカーのUSB端子はUSB-Bで、付属ケーブルはUSB-B to USB-Aの仕様。自身のPCにUSB-C端子しかない場合、別途B to CケーブルやUSB-A接続可能なハブなどを用意しておこう。
操作系もこれ以上ないほどシンプル。左スピーカー背面に、ボリューム0で電源オフの電源スイッチ兼ボリュームノブがある。それだけだ。他には何のスイッチもない。USBと3.5mmアナログの入力は切替式ではなく、両方の音がミックスされる仕様。
もちろんノブが前面にあればもっと操作しやすい。だがスピーカーの背が低いおかげで、その上側から背面に手を伸ばしての操作もそれほどやりにくくはない印象だ。
次ページ期待以上の表現力! イヤホンでは聴けない音がここにある