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PR「ながら聴きの便利さを改めて実感」

ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた

公開日 2024/11/13 06:30 杉浦みな子
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本機は上述の通り、装着性も見た目もナチュラル。なので、オンライン会議が終わった後も装着したまま過ごせた。本機を着けたまま軽く寝転がったりもできたし、アクセサリーっぽさに振ったデザインなので、そのまま近所のコンビニに出かけても問題なし。

様々なシチュエーションで使い心地をチェック

そのほか、個人的に多かった使用シーンは、夕食後に家族と共にリビングでくつろいでいる時だ。“家族と会話できる状態を保ちつつ、手元のスマホで観たい動画や生配信コンテンツを再生し、その音声を聴く”という使い方である。

要は、簡単に動画・音声コンテンツを再生できるスマホというデバイスが手元にあることで、そこからBGM的に音声を流して“ながら聴き”しながら生活するシーンが多くなっているわけだが、そういう時に本機のような“ながら聴きイヤホン”は大変重宝する。好きなコンテンツを再生しつつ、家族とのコミュニケーションが保たれるのはありがたい。

本体には“犬のマーク”が記されている

元々、“ながら聴きイヤホン”というとランニング用などスポーツ向けというイメージもあり、あまり運動をしない筆者は「自分にはあまり関係ないもの」だと思っていた。しかし、上述の通りオンライン会議や動画・音声コンテンツの視聴時など、自分にも使用するシーンは多いことに気づき、今回使ってみて改めてその便利さを実感した次第だ。

HA-NP1Tレビュー(3):ビクターならではのしっかりした音質



最後に、本機の音質についても触れておこう。まあ、そもそも“ながら聴き”を謳っているイヤホンは、音質そのものをクオリティ軸で評価するようなものではない。ただ、オーディオ機器開発で実績豊富なビクターブランドのイヤホンであるという安心感があるのは、一つのポイントだと思う。

なお、基本の音質は全体的にクリアでなめらかさがあり、遮音性はなくともちゃんと心地よく音楽が感じられた。“ながら聴きイヤホン”という立ち位置の中で、ビクター製品としてサウンドの軸は保っているという感じだろうか。

そして、本機には3種類のサウンドモードが搭載されている。幅広いシチュエーションで使えるオールマイティな「NORMAL」、騒音下でもしっかり聴こえる「HIGH」、低音寄りのバランス「BASS」だ。

このサウンドモードは、左側の本体に装備される物理ボタンを1秒間長押しで切り替えられるのだが、これが割と操作しやすかった。イヤーカフ型の小型筐体のため、あえて物理ボタンになっていることで誤操作が起きない安心感がある。

タッチ操作ではなくあえて物理ボタンにすることで意図せず誤作動する心配も減少

ちなみに筆者は、基本的に「HIGH」モードに設定して使っていた。オンライン会議での会話や、生配信など人が喋るコンテンツなどの声が、かなりくっきりと聴こえやすくなるのでオススメだ。そのほか、本機は動画との音声ズレを抑える「低遅延モード」も搭載しており、動画コンテンツ視聴時に違和感のない再生を楽しめるのもありがたい。

なお、本機はビクターのヘッドホン/イヤホン用アプリ「Victor Headphones」にも対応。上述の各種音声やサウンドモードなどを、アプリからスマートに設定できるようになっている。

そんなわけで、最近トレンドの“ながら聴きイヤホン”について、筆者は冒頭で「日用品として手元にひとつ持っておきたいガジェット」と書いたわけだが、今回ご紹介したHA-NP1Tは、本当に“日常”の中でナチュラルに装着できるモデルだった。可愛い系で、5色のカラバリの中から選ぶ楽しさもあるし、ぜひ注目してほしい。

(提供:JVCケンウッド)

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