HOME > レビュー > “高コスパ” で人気のPolk Audioスピーカーは、「audioquestの高音質ケーブル」でもっと輝く。グレードアップ具合を克明レポート!

PR【2025年1月6日まで】プレゼントキャンペーン実施中

“高コスパ” で人気のPolk Audioスピーカーは、「audioquestの高音質ケーブル」でもっと輝く。グレードアップ具合を克明レポート!

公開日 2024/12/13 06:30 逆木 一
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

高い性能を持つからこそ。audioquestケーブルで「グレードが上がった」



MODEL 60nとの組み合わせでES20とR600それぞれの素性を確認できたので、続いてアップグレードの可能性を図るべく、スピーカーケーブルの交換を試す。今回は筆者が普段製品試聴に用いているごくベーシックなスピーカーケーブル(1mあたり数百円のクラス)から、audioquestの「Q2」(バナナプラグ仕様)に換えてみた。

スピーカーケーブル「Q2」。左が裸線仕様(8,928円/2mペア・税込)、右がバナナプラグ仕様(26,400円/3mペア・税込)

ES20でスピーカーケーブルを交換した際に真っ先に気づくのはレンジ感の拡大。高域・低域両方にレンジが伸び、それに伴ってしっかりとエネルギー感も高まる印象で、まるでスピーカーのグレードが上がったかのような変化を聴かせた。価格的にES20はエントリークラスのスピーカーといえるが、ケーブルの交換にこれほど鋭敏に反応するというのは高度な性能を持つ証拠である。

「ES20」

一方のR600では元からじゅうぶんなレンジの広さがあるためか、それよりもさらなる輪郭描写の鮮鋭化や解像感の向上という印象が強い。特に低域が引き締まることでより弾力的・筋肉質な表現となり、音数の多いコンテンツを再生した際、見通しの良さがより顕著な恩恵として感じられる。

「R600」

ES20とR600、ブックシェルフとトールボーイでそれぞれ改善の方向性が違うという興味深い結果となったが、いずれにせよ、絶対的な音質向上という点で確かな効果が得られた。基本的に筆者はリビング想定のシステムで試聴する際、ケーブル類はあくまでもベーシックなもので統一しているのだが、今回のテストを通じて、Q2のクオリティの高さも同時に目の当たりにすることになった。

Polk Audioは2025年1月6日までケーブルプレゼントキャンペーンを実施しており、Reserveシリーズの「R700」「R600」「R500」を購入すると、記事中でも使用したスピーカーケーブルの「Q2」(3mペア・バナナプラグ仕様)、もしくはAudioQuestのRCAケーブル「Red River」(1.5mペア)がプレゼントされる。Reserveシリーズの「R200」「R100」、またはSignature Eliteシリーズの「ES60」「ES55」「ES50」「ES20」「ES15」の購入ではスピーカーケーブル「Q2」(2mペア・裸線仕様)、もしくはAudioQuestのRCAケーブル「Tower」(1.5mペア)がプレゼントされる。ぜひこの機会を活用してほしい。

「2024大感謝 高音質ケーブルプレゼントキャンペーン」



「いい音だな、楽しいな」だからPolk Audioは選びたくなる



筆者は以前にも何度かPolk Audioのスピーカーを聴いているが、今回も含めて共通して感じるのが「陽性の音」という印象。今回聴いたES20にせよR600にせよ、音楽・映像ともに様々なコンテンツを通して再生音から感じるのはやはり「ユーザーを楽しませよう」というブランドの姿勢である。

製品を聴いた際、オーディオ的・分析的なアレコレをするよりも前に、素直に「いい音だな、楽しいな」という感情が先に立つのは、スピーカーブランドとして大きな称賛を受けて然るべきだ。

それでいて技術的な基盤が疎かにされているわけでもなく、今回のスピーカーケーブルの交換で確認できたように、Polk Audioのスピーカーはリーズナブルな価格帯であっても、組み合わせる機器やアクセサリーのグレードアップを如実に反映できるだけの性能面の高さも備えている。まさにこれらの点をもって、Polk Audioはオーディオの世界に足を踏み入れて間もない人にも安心して薦められるスピーカーブランドたり得るのだ。

(提供:ディーアンドエムホールディングス)

前へ 1 2

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE