【連載】ガジェットTIPS
家の中の電波を強くしたい!「Wi-Fi中継機」を選ぶときのポイント
スマートフォンで使う通信回線、宅外ではセルラー回線、宅内ではWi-Fi+有線(光ファイバー)という人は多いはず。Wi-Fiはテレビでネット動画を見るときにも必要ですし、Wi-Fi対応の白物家電も増えていますから、家中どこでもWi-Fiを使える環境が求められています。
そんなときありがちなトラブルが「弱電波問題」。ルーターなどWi-Fiの電波を発信する機器(以下、Wi-Fi親機)が配線の都合で家の端に設置さざるをえず、幾重もの壁や扉に隔たれたリビングや寝室では電波が弱まり通信速度が出ない、という問題です。
この問題を解決するかもしれないガジェットが「Wi-Fi中継機」。Wi-Fi親機とワイヤレス接続し電波を中継することにより、より遠くへ飛ばすことができます。多くの製品が販売されており、対応するWi-Fi規格の種類、据え置き型やコンセント直差し型といった形状の違いが製品選びの基準になりますが、通信速度にも要注目です。
現在市販されているWi-Fi中継機の多くは、5GHz帯と2.4GHz帯の両方でWi-Fi親機と接続できますが、基本的に電波を中継するときはどちらか一方の帯域しか使用しない「シングルバンド接続」です。その場合、Wi-Fiの同じチャンネルをWi-Fi親機および子機(スマートフォン/パソコンや家電)と交互に切り替えて使用するため、通信処理に2倍の時間がかかり、結果として通信速度は半減します。
一方、「デュアルバンド(同時)接続」に対応するWi-Fi中継機は、Wi-Fi親機と子機を別々の帯域で接続するため、チャンネルを切り替える必要がありません。たとえば、Wi-Fi親機と中継機の間は5GHz帯で、中継機と子機の間は2.4GHz帯で接続すると、通信速度を半減させずにすむのです。
このデュアルバンド(同時)接続はメーカーによって名称が異なり、「デュアルバンド同時ブーストモード」や「ハイスピードモード」などと呼ばれることもあります。Wi-Fi中継機を選ぶときには、この機能に対応しているかどうかチェックしましょう。
そんなときありがちなトラブルが「弱電波問題」。ルーターなどWi-Fiの電波を発信する機器(以下、Wi-Fi親機)が配線の都合で家の端に設置さざるをえず、幾重もの壁や扉に隔たれたリビングや寝室では電波が弱まり通信速度が出ない、という問題です。
この問題を解決するかもしれないガジェットが「Wi-Fi中継機」。Wi-Fi親機とワイヤレス接続し電波を中継することにより、より遠くへ飛ばすことができます。多くの製品が販売されており、対応するWi-Fi規格の種類、据え置き型やコンセント直差し型といった形状の違いが製品選びの基準になりますが、通信速度にも要注目です。
現在市販されているWi-Fi中継機の多くは、5GHz帯と2.4GHz帯の両方でWi-Fi親機と接続できますが、基本的に電波を中継するときはどちらか一方の帯域しか使用しない「シングルバンド接続」です。その場合、Wi-Fiの同じチャンネルをWi-Fi親機および子機(スマートフォン/パソコンや家電)と交互に切り替えて使用するため、通信処理に2倍の時間がかかり、結果として通信速度は半減します。
一方、「デュアルバンド(同時)接続」に対応するWi-Fi中継機は、Wi-Fi親機と子機を別々の帯域で接続するため、チャンネルを切り替える必要がありません。たとえば、Wi-Fi親機と中継機の間は5GHz帯で、中継機と子機の間は2.4GHz帯で接続すると、通信速度を半減させずにすむのです。
このデュアルバンド(同時)接続はメーカーによって名称が異なり、「デュアルバンド同時ブーストモード」や「ハイスピードモード」などと呼ばれることもあります。Wi-Fi中継機を選ぶときには、この機能に対応しているかどうかチェックしましょう。