耳を守ってライブを長く楽しもう
ライブ好き必見!話題の“音楽用イヤープラグ“を大音量で試してみた
実際に人気3モデルを装着!各モデルごとの形状や装着感をチェック
では、実際に人気イヤープラグの実力をチェックしつつ、それを例に選び方や使い分けについても考えてみよう。今回は、特性や仕様がそれぞれ異なる全3モデルをピックアップ。実際に装着した際の装着感や、音楽の聴こえ方などを確認していく。
■Crescendo 「Music」
■Loop 「Experience」
■JVCケンウッド ビクター 「EP-S433」
音の聴こえ方の傾向については後述するとして、まずは各モデルの形状や装着感などから紹介していこう。
Crescendoの「Music」は、様々な用途に向けた数多くのイヤープラグを展開しているブランドの製品。イヤホンでいうところのトリプルフランジ型イヤーピースの中に、音の通し方を調整するフィルターユニットが仕込まれている。
イヤーピースは計2サイズを付属。ミニマムな形で素材も透明クリアなので、装着時の目立たなさは3モデルの中でもダントツ!耳栓してる感を出したくない人にもピッタリのモデルだ。
Loopの「Loop Experience」は、アクセサリーのようなデザインのリング型イヤープラグ。カラーバリエーションも豊富に用意されており、「見せるイヤープラグ」的な狙いを感じられるのが印象的だ。
サイズ感としては小型・軽量で、装着感も実に軽やか。一般的なカナル型イヤホンに近いスタイルのイヤーピースが4サイズ付属し、自分の耳に合わせたフィッティングがしやすいのも特徴だ。
JVCケンウッドが展開するVictorブランドの「EP-S433」は、音楽専用ではなく「生活の様々な場面に静けさを」をコンセプトに、その “様々な場面” の1つにライブ会場等での聴覚保護も想定しているという製品。街中にさりげなく溶け込むのを狙いとする、完全ワイヤレスイヤホン擬態デザインが特徴的で面白い。
イヤーピースはシリコン3サイズとフォーム2サイズが付属し、フィッティングにも不安なしだ。
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