光るスマホ VS 折りたためるスマホ
最新スマホで自由研究!今注目の「Nothing phone(1)」「Galaxy Z Flip4」を個人的主観で比較してみた
正式名称は「Nothing phone(1)」。ナンバリングから早速この先の進化系も期待させてくる本製品は、背面のスケルトンデザインと、そこに配置されたLEDによって “光る” ところがポイント!
ロンドンを拠点とする新鋭テクノロジーブランド・Nothingが開発。光る背面は、独自の「Glyphインターフェイス」と呼ぶシステムで、900個のLEDを組み合わせた光のパターンによって、着信先やアプリの通知、充電状況などを知らせてくれる。
光のパターンと着信音は、連絡先ごとに個別に設定も可能でカスタマイズ性もあって……ってそんなことより、ただ光る!それだけでかっこよくないですか!!!筆者が携帯電話(ガラケー)時代に唯一、SOから離れるほど惹かれた、光るタッチパネルが魅力の “チョコレートフォン”「L704i」みたいな感じの!!!
L704iは赤い光だったけれど、なんだかこのぼわっと優しく、だけどしっかり光るライトの感じが似ていませんか?ネオンサインっぽくて、とにかく光らせたい!!!流行りでもあるしノスタルジックでもあるような。平成レトロなスケルトンデザインもグッとくる。(しかし中身が見えているだけで何故こうもワクワクするのだろうか……)
今回Nothing phone(1)のデモ機を見るため、二子玉川 蔦屋家電の展示を訪問。駅前から向かう道中、テスラの試乗体験が開催されるなど、早速Nothing phone(1)との親和性を感じる!(※Nothing phone(1)ではテスラの車のドアロック解除、エアコン切り替え、走行可能距離の確認が可能)
展示スペースにはNothing公式キャラクター(?)のカマキリのオブジェも。同じくステム部分がスケルトンでファッショナブルなデザインが人気の完全ワイヤレスイヤホン「ear(1)」も展示されている。
Nothing phone(1)を実際手に取ってみる。6.55インチの有機ELディスプレイははっきりと精細な表示で、解像度は2,400×1,080、HDR+をサポートし、60Hzから120Hzまでのアダプティブリフレッシュレートにも対応。シーンによって色彩とコントラスト調整もできるというから、いつでも見やすい画面が維持できそうだ。
このディスプレイもスケルトン背面も、両方Gorillaガラス採用で強度を高めているとのことで、ケースも併用するなら落として割る心配も軽減されるだろう。なお、防水防塵性能はIP53で、まあまあといったところだ。ちなみに、後述するGalaxyの方で聞いたのだが、日本では高い防水性能は嬉しいポイントになるが、海外ではそこまで重要視されないことも多いとか。雨の多いというロンドン生まれのスマートフォンがいうなら十分なのかもしれない。
サイズ感はiPhone 13 Pro Maxとほぼ同じくらいだが、手に持つとあまりの軽さに驚く。モックかと思ったら動いたので、「え?中身入ってる?」みたいな感覚だった。仕様としては193.5g。筆者が今使っているiPhone 12 miniが133gなので当たり前に軽いのだが、全体の大きさの視覚的印象からか、一瞬Nothing Phoneの方が軽く感じた、かも。
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