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公開日 2009/04/17 10:36

最上位「Klimt」や「S-1G」限定モデルが登場 − 担当者が語るウィーン・アコースティックの新展開

国際セールスディレクターが来社
Phile-web編集部
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創立20周年を迎え、ますます注目が集まるオーストリアのオーディオブランド、Vienna Acoustics(ウィーン・アコースティック)。同社のインターナショナル・セールス・ディレクター、Kevin Wolff氏が小社を訪れ、ウィーン・アコースティックの今後の展開について話を聞くことができた。

インターナショナル・セールス・ディレクターのKevin Wolff氏

Wolff氏はかつて、ウィーン・アコースティックなどの製品を米国で販売しているSUMIKO社で働いていた経験がある。1年ほど前にウィーン・アコースティックに採用され、現在はオーストリアの本社近くに住んでいるという。ウィーン・アコースティックの売上げの3分の1程度を米国が占めていることから、「かつて務めていた会社が今では重要なクライアント」と笑う。

ウィーン・アコースティックが現在、販売増に期待をかけているのが日本市場。ちなみに、同社の主力シリーズはConcert Grandシリーズだが、本国やアメリカでの製品名称と、日本のそれが異なっていることに注意したい。本国の「HAYDN」(ハイドン)が日本での「Model S-1G」、同じく「BEETHOVEN Concert Grand」が「Model T-3G」と言った具合だ。日本での販売元であるCECが、国内ユーザーに受け入れられやすいようにモデル名を変えていたのだが、最新モデルの「BACH GRAND」は、日本でもそのままの名称で発売された。今後は日本でも本国の名称に合わせていく計画という。

「S-1G」(写真は通常モデル)

Wolff氏は、今後発売を計画している新製品についても言及。一つはConcert Grandシリーズの「S-1G」限定モデルだ。「今年はハイドンの特別年として様々なイベントが行われる予定」とのことで、欧州や北米では「HAYDN Grand Special Edition」という名称で販売される。販売は全世界500ペア限定のスペシャルモデルとなる。

「S-1G」限定モデルの最大の特徴は、エンクロージャーに同ブランドとして初めてウォールナットを採用したこと。また、ウーファーには新開発した6インチの「スパイダーコーン」が用いられている。さらに、ハイドンのサインの複製がグリルに印字されるほか、ハイドンの楽曲を集めた特別CDも同梱される。

この「S-1G」限定モデルは、もちろん日本でも販売を行う予定。価格は20万円台になりそうとのことなので、CECからの正式発表が待ち遠しい。

もう一つは同社の最上位ラインとなる「Klimt」(クリムト)シリーズで、本国ではすでに発売している「THE MUSIC」や、その下位機となる「THE KISS」といった製品が、いよいよ国内に導入される。

いよいよ日本での導入も近づいてきたKlimtシリーズの「THE MUSIC」

Klimtシリーズの特長を説明するWolff氏

クリムトは、19世紀末〜20世紀初頭にかけて、ウィーンを舞台に活躍した画家。Klimtシリーズのモデル名となっている「THE MUSIC」は『音楽』、「THE KISS」は『接吻』として知られる。今後も同シリーズでは、絵画のタイトルを製品のモデルネームに用いていくという。なおKlimtシリーズは、来月にミュンヘンで開催されるHIGHENDショーでも展示されるという。当サイトでも続報があればお伝えしたい。

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