公開日 2003/05/02 09:49
「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.101とNo.102を紹介!
(左)No.101:ヴィヴァルディ「協奏曲全集<調和の霊感>」(右)No.102:ロッシーニ「弦楽のためのソナタ全集」:ドニゼッティ「弦楽四重奏曲第3番/第5番」 |
◆No.101:ヴィヴァルディ「協奏曲全集<調和の霊感>」
・これがヴィヴァルディの愛した響き。レコード・アカデミー賞受賞の超優秀録音盤。
ヴィヴァルディの最高傑作といわれる作品3は、バッハの編曲でも知られる曲や、ヴァイオリン初心者が必ず手がける第6番等、珠玉の名曲揃い。イタリア最高の名手たちの音色美には、ピリオド楽器全盛の今日でも抗しがたい魅力がある。かつてヴィヴァルディが演奏したヨーロッパ屈指の録音会場、コンタリーニ宮の素晴らしい響き、そして名エンジニア、ヴィルモースの手になる超優秀録音は、レコード・アカデミー賞を録音部門で受賞。
・ディスク番号:COCO-70510〜11
・価格:\1,500
・楽団名:イタリア合奏団
・録音:1988年[PCMデジタル録音]
・推薦:レコード芸術推薦/レコード・アカデミー賞録音部門賞
◆No.102:ロッシーニ「弦楽のためのソナタ全集」:ドニゼッティ「弦楽四重奏曲第3番/第5番」
・12歳の天才少年ロッシーニの手になるイタリア満載の嬉輝諧快作。
まさに天才のなせる業!ロッシーニ12歳の時の作品集で、少年が書いたものとは到底思えない。快調なノリ、キレのよいウィット、無邪気なカンタービレ、とイタリア満載の最高に楽しい曲ばかり。こういうものをやらせてイタリア合奏団の右に出るアンサンブルはない。カップリングのドニゼッティはほとんど録音のない珍しいレパートリーだが、イタリアならではのカンタービレが美しい佳品。録音も秀抜。文化庁芸術作品賞受賞作。
・ディスク番号:COCO-70512〜3
・価格:\1,500
・楽団名:イタリア合奏団
・録音:1987年[PCMデジタル録音]
・推薦:レコード芸術特選/文化庁芸術作品賞
・2タイトルとも現在発売中
・ヴィヴァルディ、ロッシーニ、ドニゼッティの世界を是非とも堪能して頂きたい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
◆イタリア合奏団
・一世を風靡した室内楽団、ローマ合奏団が母体。その指揮者ファザーノの死の翌年、1979年に結成された。当初はローマ合奏団のメンバー8名に新メンバーが加わってスタート。メンバーはスカラ座やイタリア第一線のオーケストラの首席奏者、イタリア各地の音楽院の教授らで構成されている。指揮者は置かずに活動し、明快な表現と輝かしい音色を特徴とする、イタリアの室内アンサンブルでも屈指の団体。
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