公開日 2010/10/18 12:14
「オーディオ銘機賞2011」“金賞”の受賞モデルが決定
AEx2011・受賞結果速報
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「C-3800」は、アキュフェーズ独自の「AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)ボリューム・コントロール方式」を進化させた“Balanced AAVA方式”を初めて搭載したプリアンプ。入力端子から出力端子まで、信号の流れ全体を完全バランス構成としたことで、高純度の信号伝送と、電気特性のさらなる向上、高品位な音楽再生を可能にしている。電源部は大電力容量のトロイダル・トランスを2個搭載。平滑コンコンデンサーには10,000μF×12の高音質パーツを採用し、左右独立構成で配置している。ライン入力、バランス出力、AAVAなどの回路を構成するユニットアンプ群は、左右チャンネルに分けてマザーボード上に配置。フレーム構造によって強固に保持するモノ・コンストラクションによって、アンプ相互間の電気・物理的な干渉を徹底して抑制している。レコーダー機能、聴感補正が行えるコンペンセーターなどの機能、入出力端子に直結し最短距離で信号切り替えが行えるロジック・リレーコントロールや、接続ケーブルを変えずに簡単に他のプリアンプが活用できる「EXT PRE」機能も搭載する。
「K-01」はエソテリックのSACDプレーヤーとして、フラグシップ機に位置づけられるモデル。ディスクの回転にターンテーブルを使用し、面ブレを補正することでディスクの読み取り精度を高める「VRDS-NEO」メカに、駆動回路をリファインした「VMK-3.5-20S」を搭載。スピンドルモーターの駆動部は、新設計のディスクリートアンプ回路「VS-DD=VRDS Spindle Discrete Driver」と専用トロイダルトランスで、より滑らかかつ高精度なサーボ制御を実現した。DAC部は32bit対応、チャンネルあたり8回路を組み合わせたパラレル/ディファレンシャル出力としている。アナログオーディオ出力はD-01の技術を踏襲したディスクリートバッファー出力回路を採用。この回路を、XLRオーディオ出力はホット/コールドそれぞれの信号ラインごとにシンメトリーにレイアウトしたフルバランス構成としている。またRCAオーディオ出力時はバッファーアンプをパラレル構成に切り替えるパラレルバッファー出力構成を採用する。
なお「銀賞」「銅賞」「特別大賞」「特別賞」や各部門別の「オーディオ銘機賞」の受賞結果に関しては、特設サイトでの結果発表と合わせて順次公開していく予定だ。