• ブランド
    特設サイト
公開日 2017/01/08 10:12

<CES>オーディオテクニカ、最上位カートリッジ「ART1000」披露。フォノイコ試作機も

VMカートリッジも展示
編集部:風間雄介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オーディオテクニカは、すでに当サイトでも紹介したように、ヘッドホン/イヤホンを中心とした展示をラスベガスコンベンションセンターで行っている。

さらに今年は、ハイファイオーディオメーカーがこぞってブースを構えるベネチアンホテルのスイートルームに、同社として初めてブースを出展。同社のアナログカートリッジをアピールした。

オーディオテクニカブースの様子

その主役は、もちろん「AT-ART1000」。「Direct Power Stereo MC Cartridge」と紹介されている。米国では4,999ドルで、すでに販売を開始している。ブースでは、このART1000とAT-ART9、AT-ART7を聴き比べることができる。

「AT-ART1000」

ART1000の拡大モデルも展示

使用機材は、ターンテーブルがVPIのAvenger。これにトーンアームとしてJMWのMEMORIALを3本取り付けている。またアンプは、プリアンプがAudio Researchの「LS-28」、パワーアンプが同「Reference 250」という構成。スピーカーはSonas FaberのOLYMPICA IIIという豪華なシステムだ。

VPIのAvengerを使って3つのカートリッジの比較試聴が行える

なお、ターンテーブルの下には、まだ試作段階という、E88CC真空管搭載のフォノイコライザーが置かれていた。

オーディオテクニカのフォノイコ試作機

オーディオテクニカ マーケティング本部 企画部の高橋俊之氏は、「ART1000とART7は空芯で、ART9は鉄芯ということで、ゲイン差があるため、同一ボリュームで聴き比べができなかった。このフォノイコはゲインをプリセットできるので、デモの時にも便利に使える」と説明した。

フォノイコの筐体はヘッドホンアンプのものを流用しており、発売するかどうかも含め、まだ全くの未定という。

日本では未発売のヘッドホンアンプ「AT-HA5050H」も置かれていた

なお「AT-ART1000」は「CES Innovation Award」を受賞した。それもあって、多くの来場者が訪れ、その音を聴きに来ているという。「ここに来る方は耳の肥えた方が多いが、音質についてネガティブな意見はまったく聞こえてこない。強い手応えを感じている」と高橋氏は語ってくれた。

試聴は行えないが、VMカートリッジのラインナップも展示されていた

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ビックカメラ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ECサイトでは11/15 22時より先行販売スタート
2 USB-Cで何ができる?!iPhoneユーザーなら知っておきたい「できること」総ざらい
3 可愛すぎる、でも本格派のCDプレーヤー。Shanling「EC Smart」で始めるデスクトップCDオーディオのススメ
4 【ミニレビュー】グランプリ受賞の実力、フルテックの電源ケーブル「Origin Power NCF(G)」
5 【速報】「オーディオ銘機賞2025」受賞モデルを一挙公開!「金賞」「特別大賞」ほか「ネットオーディオ大賞」も新設
6 <ヘッドフォン祭>DAP市場震撼? FIIOから超コスパ機「JM21」。ブランド初のフルサイズストリーマー「S15」も
7 「Nintendo Music」速攻レビュー。何が聴ける?使い勝手は?さっそく使ってみた
8 耳を塞がない “軟骨伝導” の音質が大幅アップ!オーディオテクニカ「ATH-CC500BT2」をシーン別にチェック
9 「VAIO」をノジマが子会社化
10 初めてのスクリーンなら シアターハウス「WCBシリーズ」が推し!高コスパで“王道シアター”
11/12 10:19 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX