公開日 2019/02/22 16:13
6月2日開催の「第7回ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト」、試聴課題曲が決定
石川県こまつドームで今年も開催
ヨーロッパブランドのスピーカーやアンプ製品を搭載したカーオーディオが審査の対象となる、「第7回ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト(通称:ユーロコン)」の開催が、6月2日(日)に石川県こまつドームで今年も開催される。
本イベントは、全国のカーオーディオファンとカーオーディオショップが集結する一大カーオーディオコンテスト。審査員には昨年に引き続き、山之内 正氏(審査委員長)、和田博己氏、小原由夫氏、土方久明氏、鈴木 裕氏、炭山アキラ氏の7名と、今年から新たに生形三郎氏が加わり、計8名で審査を行うことになる。
今回、第7回目のコンテストの課題曲が審査員全員の協議により決定した。
プロフェッショナルクラス
辻井伸行
『グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 / ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲』
Tr.1 「グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16(第1楽章 Allegro molto)」
ケンドリック・ラマー
『To Pimp A Butterfly』より
Tr.3 「キング・クンタ」
エキスパートクラス
グスターボ・ドゥダメル指揮、ロサンゼルス・フィルハーモニック
『チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》』
Tr.24 「第2幕: 第15曲: 終幕のワルツ」(※CDはDisc2のTr.14)
JUJU
『DELICIOUS 〜JUJU's JAZZ 3rd Dish〜』
Tr.3 「Englishman In New York (Duet with 久保田利伸)」
課題曲の選定は、東京・杉並のモレルショールームに7人の審査員が集まり、それぞれ推薦曲を持ち寄って試聴を行いながら決定された。
選定にあたって重要な要素として挙げられるのは、「ダイナミックレンジが広いこと」や「楽器の明瞭度がはっきりしていること」「サウンドステージの広がりがあること」「ヴォーカルのセンター定位がしっかりしていること」などがあり、これらの項目は非常に大きなポイントになっている。また、コンテスト本番では2分程度の試聴でジャッジを下すため、2分以内に楽曲の見せ場があることも重要となる。
そのほかにも、音源の入手のしやすさ(ハイレゾ音源が発売されているか、あるいはCDショップやamazonなどで購入が可能なものであるか)、また音楽性がコンテストの審査曲としてふさわしいものであるかなど、総合的に判断して決定される。
今回のプロフェッショナルコース2曲の選定について、審査委員長の山之内氏は、「かなり面白い組み合わせと言えます。ヒップホップながらレンジの広いケンドリック・ラマーと、ピアノ協奏曲の両方をうまく鳴らすのはなかなか難しく、挑戦しがいのあるものだと思います」とコメントしている。片方だけ合わせても、もう片方が破綻してしまう可能性があり、非常に難しいチューニングが求められるという。
エキスパートコースの課題曲では、「JUJUと久保田利伸、男女二人のヴォーカルがきちんとセンターに定位しているかが重要」と土方久明氏は語っている。ドゥダメル指揮の「チャイコフスキー:くるみ割り人形」については、比較的新しい録音であることもあり、強烈なグランカッサの一撃や楽器の密度感などが聴きどころになっているという。位相がずれるとダンゴになってしまうという指摘もなされた。
6月の審査会の当日まで、ぜひ音を聴き込んで、上位入賞を目指して欲しい。
本イベントは、全国のカーオーディオファンとカーオーディオショップが集結する一大カーオーディオコンテスト。審査員には昨年に引き続き、山之内 正氏(審査委員長)、和田博己氏、小原由夫氏、土方久明氏、鈴木 裕氏、炭山アキラ氏の7名と、今年から新たに生形三郎氏が加わり、計8名で審査を行うことになる。
今回、第7回目のコンテストの課題曲が審査員全員の協議により決定した。
プロフェッショナルクラス
辻井伸行
『グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 / ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲』
Tr.1 「グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16(第1楽章 Allegro molto)」
ケンドリック・ラマー
『To Pimp A Butterfly』より
Tr.3 「キング・クンタ」
エキスパートクラス
グスターボ・ドゥダメル指揮、ロサンゼルス・フィルハーモニック
『チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》』
Tr.24 「第2幕: 第15曲: 終幕のワルツ」(※CDはDisc2のTr.14)
JUJU
『DELICIOUS 〜JUJU's JAZZ 3rd Dish〜』
Tr.3 「Englishman In New York (Duet with 久保田利伸)」
課題曲の選定は、東京・杉並のモレルショールームに7人の審査員が集まり、それぞれ推薦曲を持ち寄って試聴を行いながら決定された。
選定にあたって重要な要素として挙げられるのは、「ダイナミックレンジが広いこと」や「楽器の明瞭度がはっきりしていること」「サウンドステージの広がりがあること」「ヴォーカルのセンター定位がしっかりしていること」などがあり、これらの項目は非常に大きなポイントになっている。また、コンテスト本番では2分程度の試聴でジャッジを下すため、2分以内に楽曲の見せ場があることも重要となる。
そのほかにも、音源の入手のしやすさ(ハイレゾ音源が発売されているか、あるいはCDショップやamazonなどで購入が可能なものであるか)、また音楽性がコンテストの審査曲としてふさわしいものであるかなど、総合的に判断して決定される。
今回のプロフェッショナルコース2曲の選定について、審査委員長の山之内氏は、「かなり面白い組み合わせと言えます。ヒップホップながらレンジの広いケンドリック・ラマーと、ピアノ協奏曲の両方をうまく鳴らすのはなかなか難しく、挑戦しがいのあるものだと思います」とコメントしている。片方だけ合わせても、もう片方が破綻してしまう可能性があり、非常に難しいチューニングが求められるという。
エキスパートコースの課題曲では、「JUJUと久保田利伸、男女二人のヴォーカルがきちんとセンターに定位しているかが重要」と土方久明氏は語っている。ドゥダメル指揮の「チャイコフスキー:くるみ割り人形」については、比較的新しい録音であることもあり、強烈なグランカッサの一撃や楽器の密度感などが聴きどころになっているという。位相がずれるとダンゴになってしまうという指摘もなされた。
6月の審査会の当日まで、ぜひ音を聴き込んで、上位入賞を目指して欲しい。